変化
時代とともに変化する。何でも。ずっと変化しないものなど、この世に無いのである。それを、諸行無常と人は言う。
私は、昨年5月の末に初の投稿をし、6月初旬からnoteの世界に訪れるようになった。そんな中でも、投稿している間に、少しずつスタイルも、書き方も、長さや内容も、全てにおいて変わってきているのだと思う。
どこがどういうふうに変わったかは、正直、見返したことがない。確かめたことがないのである。それは、知りたくないとか、感情的なことではなく、毎日の生活に忙しくしていて、単に、その時間が無い。
心の中の、リトルkojuroが、ボソッと、つぶやいた。
ルーチンワークのマッサージにも、忙しいし、な。
一方で、ほとんど変わらないように見えることもある。世の中には、三つ子の魂百までという言葉もある。特に、人の性格とか、好みなどは、変わらないものの代表なのだろう。
私がnoteの世界に、いまだに、いついている理由の一つに、空の写真と記事を読みたいというのも、ある。
空の写真を投稿して、記事を添えている人がいらっしゃる。そういう人の記事や写真は、見ていて飽きない。心が癒される思いがすることが多い。
私は、いろんな本や図鑑を持っているが、特によく、何度も眺めている本が、いくつかある。
これは、子供たちが小さい頃から読んでいて。ほどなくボロボロになってから何冊目だろうか。
そして、もうふたつ。
宇宙も好きだ。いまだに、"知識ゼロからの"星座入門というのは、恥ずかしい限りだが、何度も読み返して。読んで確実に基礎を身につけていくには、こういう本が一番、いい。
小さい頃から、ぼんやりと空を眺めている子供だったし、学生時代も、深夜に大学の校内で寝転がって、星を眺めるようなことをしていた。大人になり、親になり、家にいるときに、本を眺めるようになった。
そして。
去年から、この絵を眺めている。
この絵については、何度か、記事にしている。
最近、ゆめのさんの絵を見て思うのである。これは、まつおさんも、おっしゃっていた。
少し、絵が、変わってきたと。
青が、より一層青く、蒼くなってきたのだろうと、私も、思うのである。
「静寂と輝き」などは、目を見張るくらいの宙が広がっているし、個人的には、「月に導かれて」が、いいなと思っている。
私の目の前には、去年の春まで、壁があった。その壁が、夏には、宙になった。
何か考え事をするとき、ボーッと、ゆめのさんの絵を眺めている。
日々忙しくて。追いかけられるようにして、毎日、生活している。だが、時には、心を解いて、ゆっくり、ゆるりとした時間が欲しくなる。
机の前に座っている時、目の前にある、ゆめのさんの描いた宙が、私の空想への入り口となっているのである。
今日も、私の空想は、目の前の絵の中から、拡がっている。