
リキ日記_滑る
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
リキのケージの中には、猫用の水に溶ける砂を敷いていたのだが、一面に敷いていても、リキが撒き散らしてしまう。掃除の時には、全てを回収して廃棄し、地面は綺麗に拭くわけだが、結局は、本当に汚れれるところは、回し車の下のところの用を足すところだけなのである。
だから最近は、リキには、ちょっと申し訳ないのであるが、回し車の下の部分だけに敷くようにしている。
巣箱の中は、下の写真のように、ツルツル面が見えている。

りきは、最近でこそ、慣れてきたのか、滑らなくなったようだが、最初のころは、よく、ズルっと、滑ったりしていた。
そのときの動画があれば、面白かったのだが、いろいろ探してみたが、残念ながら、見つからなかった。
だから、かなり中途半端だが、下記に、22秒の動画を貼り付ける。この、ほんの最後の3秒くらいのところで、巣箱から出てこようとしているリキが、ズルッと滑ってズッコケているのが写っている。
リキは、とにかくたくさん食べるようになった。大好きなのはミルワームなのだが、15gの毎日の食事のうち、2gだけがミルワーム。まずは、それを食べ尽くしたら、固形のエサをバリバリ食べている。
そして、水も、よく飲む。そして、体が大きくなってきているのだ。一年前と比べると、段違いに大きくなっている。
滑る床は、リキに負担をかけているのかも知れない。だが、体も大きくなってきて、安定してきたリキは、なかなかズルッとは、滑らなくなっては、きた。だが、本心は、下に参照した、ワンちゃんのような気持ちなのかも知れない。
あんまりズルッといくようならば、また、一面に砂をまくようにしたい。多少掘っても、地面が出てこないくらいに。
しばらくは、観察である。
試行錯誤の観察は、まだまだ、続く。

ときどき、磯貝さんは、こんな、スイーツの記事を書く。深夜に見てしまうと、ついつい、コンビニに足を運んでデブ活をしてしまうような誘惑に駆られる。磯貝さんの話のセンス、面白さは、絶品である。面白い人だからこそ、ホラーっぽい作品が書けるのだろうと私は、思ったりしている。

てるとさんは、私が尊敬する、ミニチュアクリエーターである。
てるとさんの記事は、短い。簡潔である。だが、最初に導入の話題があり、その後、ミニチュア制作の話を、そのテーマに準えて書かれている。つまり、ストーリー性が完成されているのである。完成度が、凄く高い。私の記事のように、行き当たりばったりではない。こういうところを、学びたいのだが、なかなか、うまくいかない。私は、不器用なのである。
てるとさんに、報告がある。実は、随分前のリキ日記の記事のコメント欄で、こういうやりとりをした。


だが、ちょっと考え直した。そして、決めた。磯貝さんのGIFは、ジフリキ。てるとさんに頂いた置物のリキは、コリキ。こう、命名する。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
磯貝さんは、ネズミを描いたとおっしゃっているが。
まあ、記事に借りることは、許してくれたわけではあるが。
図々しくないか?
このご時世、図々しく生きよう。
家内は、あるプロジェクトに参画していて。仕事が忙しくて、事務所の側のホテルに寝泊まりしている。日曜日の深夜に戻り、月曜日の昼過ぎにはまた、ホテルに泊まりに行って、そこで仕事をしているのである。
マッサージは、とんと、しなくなった。そのかわりに、家内の健康のことを心配をしている。これならば、マッサージをしているほうが、よほど良かった。
心の中の、リトルkokuroが、ボソリと、また、呟いた。
さっちゃん(注1)があまり家にいなくなってから、かなり経つな。
季節が、また、巡るね。
やりとりからすると、さっちゃん(注1)は、元気なようである。
だから。
これで、いいのだ。
(注1)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」である。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、リキとの関係で、そもそもの飼い主が長男であることから、私は、おじいちゃんだが、家内に対して「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。