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ホック

またもや、洗濯についての話を少し。

家内が、こういうメモを書き残しているのである。そして、洗濯機の横に、貼り付けてある。

家内の残した洗濯メモ

家内が大きなプロジェクトで帰宅しなくなった当初から、これは、長女も、次女も、時々帰宅してくる長男も、私も、きちんと遂行している。

時々帰宅する家内から、都度、わからないことについては質問して意見を拝聴する。また、家内から、追加の指摘事項も、ある。それを、きちんとやり遂げているのである。

そんな家事をまともにやっていく生活をしていくうちに、いろんな発見もあり、気付きもある。

小さな気付きだが、洗濯については、そもそも、それぞれの下着などを仕分けしたことなどなかったのだが、ようやくにして、だいたい、家内のもの、長女のもの、次女のものの見分けがある程度つくようになってきた。



心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

なげいて良いのやら、ほめめて良いのやら、悩むよ。


フリフリのついた、いかにもおしゃれなものが、長女。シンプルで、スポーティーなものが、次女。そして、地味で、使い込みすぎてくたびれているものが、家内。

家内のこだわりボイントは、ポイ活と、クーポンと、節約なのだが、あまりにもくたびれて破れたりしているものは、買い換えなさいと言ったものの、女性ものは、地味なものでも意外に高価なことを知り、最近は言わなくなったことも、改めて思い出した。


ところで、ちょっと困ることがあるのだ。洗濯は、自動洗濯機があるとは言っても、工程が長い。だから、手早く収納まで終わりたくて、いつも、せっかちに動いている。その時に、困るのだ。これに。

二ヶ所ともしっかり、洗濯ネットに絡んでいる

家内の言いつけ通り、ネットに収納するのだが、ホックがかなりの確率で、ネットに引っかかる。

ちょっとイライラしながら、干したり、あるいは、コインランドリーの乾燥機から引き上げてきたものを収納していくのである。

こういうことも、家事をやり始めて初めての気付きであり、学びでもある。


家内は、あるプロジェクトに参画していて。仕事が忙しくて、事務所のそばのホテルに寝泊まりしている。日曜日の深夜に戻り、月曜日の昼過ぎにはまた、ホテルに泊まりに行って、そこで仕事をしているのである。

マッサージは、とんと、しなくなった。そのかわりに、家内の健康のことを心配をしている。これならば、マッサージをしているほうが、よほど良かった。



心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

さっちゃん(注1)が、はからずも、与えてくれた気付きも、たくさんあるね。

これを、かてとしたいものだね。


やりとりからすると、さっちゃん(注1)は、元気なようである。




だから。



これで、いいのだ。




(注1)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」である。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、リキとの関係で、そもそもの飼い主が長男であることから、私は、おじいちゃんだが、家内に対して「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。

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