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理論を気にして実践すると面白い

ランニングを始めて2年が経過し、かなり走れるようになってきました。10kmレースまでは出たことがあるのですが、ついに今年はハーフマラソンを走る予定ができてしまいました。

そういうわけで、ランニングの師匠に何か良い練習方法ないですか?なんて聞いてみたところ、YouTubeの動画を参考にしてるよーと教えてもらいました。

確かに検索してみると色々出てきます。股関節の動きをよくするストレッチの動画が気になったので、動画を見ながらやってみました。そしてその後に走ってみると、ストライド(歩幅)が10cm伸びてる!まあ、意識して走っていたからというのもあるでしょうけど。ちなみにストライドはスマートウォッチで測定できます。

やってみて効果を感じると、他の動画も気になってくるもので、

  • 腸腰筋を使う動きを体で覚えよう!

  • ストレッチで肩甲骨の動きを良くしよう!

  • BPM180(1分間に180歩)で走ろう!

などなど、走る前にちょっと気にしてみようかな、と思える短めの動画が意外とあります。プロ経験者も動画を上げていますが、個人的にはプロじゃないほうが市民ランナーの目線に近い気がして好きです。

メトロノームアプリを使ってBPM180も意識して走ってみました。油断するとメトロノームに置いていかれそうになりますが、5分でも10分でも踏ん張ってみる、という感じです。メトロノームの音は無機質でだんだん疲れてきますが、ランニングにお勧めのBPM180の音楽を紹介しているブログもあったりして、こういう時のためのSpotifyなのかなと思い始めました(退屈せずに走れるのなら月額980円でも安い?)。

普段の走りをスマートウォッチで測定すると1分間に160歩くらいだったので、180歩走れると単純計算で1割以上速くなります。実際、BPM180を気にして走ってみると、ペースを落としたつもりなのに思ったより速かった、という状況が起こりました。まだまだ暑い9月、27度くらいの日に1時間走っても、意外と体力が残っている感じがありました。これからもっと気温が下がって楽になるでしょう。

今までは走る距離くらいしか気にしていなかったのに、今日はストライドを気にしようとか、今日はピッチ(走るテンポ)を気にしようとか、ゆっくり長めに走ってみようとか、色々試したくなってくるのです。不思議ですね。ちなみにストライドを長めに取る練習をしたら早めにバテました(笑)

師匠はじめ一緒に練習している人たちは、ウルトラマラソン(フルマラソン以上の距離を走る大会)経験者も多く、月に200km走るような上級者ばかりで、どうも感覚が麻痺してくるのですが、自分もそのうちガチ勢になってしまうのか…。

そんな感じで最近走りにちょっと力が入っています。でも経験上やる気に波があるので、今度のハーフマラソンが終わったら一気に風船がしぼんだようになると思います(笑)