フリースクール ぶっとび学園が始動!
好きに正直に学べる秘密基地 Study Base のひかぴーこと代表の中尾光です。
Study Baseの新しい取り組みを紹介します!
その名も「ぶっとび学園」です!
ぶっとび学園とは、毎週水曜日に学校に行けていない不登校の子供たちと一緒に、自然体験や職業体験など、体験的な学びや探究的な学びをキーワードに活動しています。
4月はこれまでに2回程開校しました。
第1回は、3本だて!
①種探求
②桜探求
③醤油探求
第2回は、竹山探求をしました。
それぞれの活動がどんな内容でどんなことをしているのかを紹介したいと思います。
第1回
野菜の種探究のおける教育的な価値
選択
「人生は選択の連続」ということを身を持って体験してほしい!
野菜の種ってたくさんありますよね。
「どの野菜を育てたい?」という問いの中にたくさんの教育が詰まっている。膨大な種類の野菜の種から1つを選んでいく際に、いろいろなことを考える。例えば、好きな野菜だからや、面白い名前の野菜だから、好きな色だから、蒔くのにちょうど良い季節だからなど選択するための条件がたくさんある。
その選択をする時にたくさん思考する。もうその状況が最高!先生から与えられたものを育てるのではなくて、自分で選択していくことで、良い面がたくさん!
主体性
たくさんの種を見て、自分がこれから何を育てていくのか、どのように育てていくのかをじっくり悩み決めた後に待ち受ける学びは?
自分から情報を掴みにいくという態度が育つ!
種の裏側を見ると、「間引き?」「畝?」などわからない単語がたくさん出てくる。これを何も言わなくても調べるようになる。
水の与え方や収穫のタイミングなども自分で調べるようになる!
主体的に掴んだ知識と一方的に他人から押し付けられた知識の価値を天秤にかけると、言うまでもなく前者の方が高い!
こういう学びの環境づくりをどんな活動でも仕掛けていくことこそがぶっ飛び学園の醍醐味です!!
さくら探究の教育的価値
ブランディング
桜は、綺麗だけど、満開のタイミングは一瞬しかなく、あっという間に散ってしまう。だからこそ、この瞬間に価値があって、公園が人であふれかえる。毎日、桜満開だとその日にいる人の人数は限られてくる。
醤油探究の教育的価値
プロセスを大切に
醤油は、長い期間仕込んでいきます。一朝一夕にはできないものなので、定期的に樽をかき混ぜていきます。混ぜた後の醤油をぺろっと舐めるとその時の醤油の味の変化を味わうことができますね。
また、自分が長期間手をかけていったものって愛着がわくのはもちろん、そこに至るまでの変化の過程を身をもって感じることができると思う。
こういった、一朝一夕には完成しないプロジェクトを通して、プロセスを味わうことを身をもって体験することができる。
どうしても、学校教育は、偏差値教育やテストなどの評価に注目が集まってしまうため、学校の先生も数値化できるもので評価しようとしてしまう。
だからこそ、ぶっとび学園では、思い切って、プロセスが大切だと感じられる学びを設定していく。
次回、第2回の竹山探究についてのまとめをします!
竹山最高の学びでした!
お楽しみに〜
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