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【フワフワ主観を客観化】「それ」って、どういうこと?|インタビューを受けて、改めて気づいたこと

誰かに自分の思いを話してみたか

本日、コラボ企画のインタビューライブでした!少し緊張しながらインタビューを受けている中で、「ハッ」と気付かされることがたくさんありました。緊張するとドッと疲れますが、思わぬ副産物を与えてくれることがあります。

この『note』に記事を上げるようになり、かれこれ3ヶ月になります。最初の頃は、自分の気持ちも、まとめた文章もガチガチに硬くて、「伝えたい」の気持ちはあるのに、「まず形にしなきゃ!」のプレッシャーが先走っていました。

そんな状態の始まりでしたが、自分を表現する方法をあれこれ試行錯誤しながら、今に至っています。定期的な読者さんも増えて、自分としても「こんな感じでいいかな」という手応えを感じられるようになってきました。恥ずかしながら、あまりにもフワッとしすぎていたと思います。(反省)

誰かに自分の思いを話してみて、初めてそのふわっとした感じに気づきました…。
やはり、自分ひとりでは見えないことがたくさんあります。できるだけ多くの人に関わることで、新たな気づきが生まれます。道が拓けるというのは本当にここからなんだなと思います。

赤 写真 きちんとした 灯台 Twitter投稿

概念を言語化すると方向が定まる

自分以外の誰かに、それも共通認識が多くない人に、自分の言葉を話してみると、思いがけないことが起こります。自分としては「当然」と思っていたことが、全く伝わらず、「えー、よくわかんない。」となるのです。他の人に伝えるということは、誰もがわかる言葉を話すということです。

そのためには、自分の言葉を客観化する必要があります。

他の誰かに話すことにより、自分の頭の中にある「思い」をより具体的な形にすることができます。「例えば、それはどんなものですか?」とか、「それって、〇〇ということですか?」といった質問を通して、他の人との共通言語を使って表現できるように整理されるからです。

全く先入観がない相手に説明するために、共通の「わかる言葉」で話していくと、その過程で、自分の「思い」をずっと簡潔に表現していくことができるようになります。これがほかでもない、自分のためになるのです。自分の「思い」を基礎から組み直すことができ、しっかりとした骨組みに作り直すことができます。

クエスチョンマーク

そもそも「看護中国語」って、どういう中国語?

現在、私は「看護中国語」を多くの看護師や助産師に広めたいと活動しています。自分の中で、「看護中国語」は「医療中国語」とはちょっと違うかなぁと位置付けています。「看護中国語」って、つまり何ですか?

「医療中国語」とは、患者さんと医療者との間で、通訳が必要な場合に使う中国語です。一般的に、正式な手続きを経て雇われた(あるいはボランティアの)プロの通訳者さんが来ます。手続きが必須条件となっているため、依頼する側にとって、意外とハードルが高いと言えるかもしれません。

外国人が正式な手続きを行う時、大きな心理的負担を感じます。さらに制度自体を知らないことも多いです。それゆえ、日本語を話せる家族や知人を頼らざるを得ない場合も多く、最近では「ヤングケアラー」問題も取り沙汰されています。

もし、病院に日常的に中国語が話せる人がいたら、どうなんだろう?
私が「看護中国語」を立ち上げたきっかけは、この「思い」からでした。

「看護中国語」は、日常の看護の場面で看護師自身が話す中国語です。患者さんと積極的にコミュニケーションを取るための中国語なのです。例えば、朝に患者さんと顔を合わせた時、「あら、今日、顔色いいね。」と患者さんの母語で声をかけたとします。その時、自分の気持ちと言葉がぴたりと一致して、患者さんに伝わるのです。

通訳を介すると、お互いの気持ちやテンポみたいなものがズレることがあります。もちろん、通訳が正確であることは最も重要です。ただ医療現場の場合は、他にも求められる要素があるように思います。それは、最もふさわしい時、つまりベストタイミングで声を掛けることです。

患者さんは常に不安を感じています。きっと誰もが、ふさわしい「タイミング」で、言ってもらいたい「言葉」があるはずです。それを逃さずに声を掛けることが、患者さんの安心感につながるのだと思います。

いつも患者さんの身近にいる看護師や助産師だからこそ、できることがあります。「通訳を介して」とは違う「ストレートなやり取り」は、患者さんの心にしっかりと刺さります。これが私の考える「看護中国語」なのです。

「はじめよう看護中国語!

一人だけで盛り上がっていてはいけないと反省

自分がやっている活動について、誰もがわかるように言語化することは非常に重要です。どんなに素晴らしい「思い」でも、自分の「ひとりよがり」では不十分なのです。さらに他人に理解してもらうためには、まず、自分自身が明確に理解していなければなりません

今回、自分がインタビューを受けてみるまで、「インタビューをされる」ことに、こんな予想外の効果があることに気づきませんでした。インタビューを受けたことで、それまで曖昧だったものがパッと目の前に現れる、そんな感じです。

最後に、今回のインタビューで、私の頭の奥の奥まで、じーっくり話を掘り下げて下さった高田ともみさん、ちゃーちゃんさん、ありがとうございました!
一人で活動しているようで、実際は、多くの方々に支えられていると感じます。

最後の最後に、いま一度、決意を新たに締めたいと思います♡

全国に『看護師 ✖︎ 中国語=満足度∞(むげんだい)』のムーブメントをおこし、今後5年間で1000人の中国語を話せる看護師・助産師を育てていきます!!

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『はじめよう看護中国語!』Facebookライブ配信中

先月6月23日より、毎週水曜 お昼12時30分~12時50分までの20分間、Facebookグループにて『はじめよう看護中国語!』ライブ配信中です。
今後3ヶ月限定での配信を予定してます。

⬇️こちらからFacebookグループにアクセスできますよ♪
  ぜひお越しください。お待ちしています♡

 時間帯が合わないという方のために、アーカイブも残してあります。
 後からゆっくりご視聴いただけます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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