2024年10月24日 会報原稿
今日は高校の部活の会報原稿締切日。会報の目的はみんなの近況報告。4か月に一度くらいのペースで出されている。
いつも何を書くか悩む。殊更に自分の妻子のことを書いても読み手にとって面白くもないし、かといって自分のことを書いても、中身も薄っぺらいし何か行動したことを書いても読書くらいでやはり面白みもない。文才もないので虚飾も避ける。それでも、どうにか毎回捻り出す。捻り出しても、「中身何にもないけど、まあ、今日のところはこのくらいで許したる」と池乃めだかになった気分でなるようになれと原稿を仕上げ出したところで、何かレスポンスがあるわけでもない。俺の文章誰も読んでないのかな、と、毎回会報を受け取って数日はほんの少しクヨクヨする。
今回書いたのは、人生初のサイン会に行ったこと。そこで、絵も言われぬ居心地の悪さ(なんつうんだろなあ…、都会からの夢見る移住者が、田舎の重苦しい共同体に入っていかなきゃならない現実をつきつけられたときみたいな感じ?)を体感したことを深く書けばよかった。書いてる最中には思い出せず、出した後に気づくも、もういいや、と諦めた。
どうでもいいけど、適当に選んだイラストにあったこのクリムトの絵、ルートヴィヒ•ウィトゲンシュタインの姉の絵のように思えた。違うかな。