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摂食障がいの克服14【健康的な依存へ】

 摂食障がいは、依存症であり、私は『依存症外来』に今も通院しています。

 『物質依存』なのか、『行動依存』なのか、いまだに私も考えてもわかりません。食べ物に依存する。もしくは、食べることに依存する。もしくは、吐くことに依存する(私は嘔吐は、今は全くないけれど)

 それでいて、『痩せ』に依存する。

 拒食症になったとき、もう何年も我慢していたのは、心も身体もだったので、あえて考えないようにしていたというか、私は不幸じゃないだとか、私はちゃんと生きてるだとか、がんばらなきゃだとか、・・・

 もう本当に逆の爆発の仕方をして、『食べない』こと、『痩せていく』ことで、自分を表現していたというか、ただ食べられなくなり、痩せに異常なまでに固執するようになりました。

 【私の好きな作家さんと作品のお話】

 今も昔も、山本文緒さんが一番好きです。
 『恋愛中毒』、『眠れるラプンツェル』、『群青の色の羽毛布』何度も読んできました。

 そして、江國かおりさんの、『ホリーガーデン』、そして『左岸』。
 
 ホリーガーデンでは、果歩という28歳の女の子が、今どのように生きているか、というところがものすごい丁寧に描かれています。朝起きて、朝ごはんをティーテーブルで食べる。メイクをして、仕事にいって、お弁当を食べて、夜は必ず女友達と食べる(ひとりでは食べない)。

 自分を慕ってくれている中野くん、そして、小さなころからの親友の静江。果歩は5年前に非常に傷つく出来事があり、『スイートホリック』という、摂食障がいになりますが、今は克服している。そんなストーリーです。

 そして、よしもとばななさんの、『キッチン』は、私のベストオブベストで、本当に大好きです。

 食べることは本来、本能でありながら、また、生きる理由にもなり得る、本当に素敵なことだし、まして、大事に思う人のために作る、運ぶ、一緒に食べる、それは、とっても尊いし、・・・傷ついたとしても、食べるということで、また『生』を感じられる、そんな小説です。

 【健康的な依存】

 今までの歪んだ依存を、正しい依存に修正していくことで、シフトされていくと、昔聞きました。例えば、文章を書いたり。お料理したり。

 結局、限りある、そんな時間をどんな体型でどう過ごそうと、たぶん、自分の自由。誰の価値観に合わせているのか、合わせて生きていくのか。

 難しいですよね。摂食障がい。
 
 今日自分の書いた文章を英文にしていましたー。お料理のレシピぐらいは英語で書けたらいいのかなとおもったり。

 cut 1 onion (to slices), then put the sliced pieces of onions to a heat resistant container, put wrap on it, and boil them for 8 minutes in the microwave.

   fry them with olive oil on a pan for 3 minutes, then add 1/4 cup of water on them. Fry them for some minutes, then add 3/4 cup of water, and some consomme little by little.

   put them to a soup bowl, and add some pieces of cheese and 1 or 2 slices of bread.  Bake it in a oven toaster.

 今日もオニオングラタンスープを作っています。

 読んで頂きありがとうございます。いつも『好き』ってくださって、とってもうれしいです。
 
 

 

 

 

 
 
  

 

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