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場当たりに強くなりたい
毎日同じ道を通ることが苦手なのかもしれない。気がつくといつもより道とまわり道をしていた。毎曜日、毎学期べつの教室に行ける大学は、あんなにも身軽でたのしかった。
今歩いているこの道がいつか懐かしくなればいい
靴を磨き、鞄の底を吸い、毛玉をひとつぶずつ取って、枯らせた花を結んで、下着のタグを取りながら、この梅雨を生きよう
いつから救ったなんて思っていたんだろう。救われていたのはいつもわたしだったのに。
わたしがあなたのことを絶対に悲しませないように、あなたがわたしのことを絶対に悲しませないって信じていること。わたしがあなたへの信頼を疑うたびに、それと同じくわたしの信頼も失われていくということ。
引用できないわたしと、引用だけでできた短いエッセイ
いっしょう子供のままでいい
ふだんあまりしないかたちの自分が求められていたので、疲れとも、嬉しいとも、嫌とも、まったくよくわからない感情だけがのこっている
考えることを考えたことはありますか、とか、いつもどんなことを考えているのか、とか、何も話すことのできない、むずかしい時間だった
同時に、まじめにもまじめじゃなくも、そういった話のできる家庭を心からありがたく感じたのです
建前なのか本音なのか自分でもわからなくなること
家族を安心させる/家族に安心させてもらう
ここのところ毎日、24時間が特別で、普通じゃなくて、はやく普通になってくれとさえおもうよ。