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マンガ「チ。」を読んでいます

 いろいろな雑誌でおすすめのマンガとして紹介されていた「チ。ー地球の運動についてー」を5巻まで借りて読みました。ワクワクしながら読み始めて、すぐに「ギャー、思ってたのと違う~。」となりました‥。
 なんだか、すごくグロテスクなんですけど。拷問のシーンが痛すぎて、まともに読めません。みんなクセが強くて、共感できません。でも、圧倒的な世界観にやられます。
 正直、家で読むのが怖くて、通勤のバス&職場での昼休み中に読みました。マンガを閉じたときの「あれ、私、どこにいるんだっけ」感がすごいです。私はマンガの世界に生きていなくて良かった‥。常々、人生の楽しみの一つは知らないことを知ることだと思っていますが、私がマンガの世界の登場人物なら、その楽しみは放棄したい(笑)
 それでも「知」は継承されていきます。血統ではなく、ひょんなことから関わる人々によって。「自分の考えを否定されることより、間違いを正解と永遠に信じることのほうが悲劇」とは、身につまされるセリフです。バスの中でぼうぜんとしてしまいました。
 「血」の粛清を善としていた彼と娘はどうなるのでしょうか?そして地動説の行く末は‥。続きを借りられるのは、まだ先のことになりそうですが、また、ひどいことが起こりそうで読むのが憂鬱です。でも、読まずにはいられないでしょう!

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