なっちゃん

趣味は読書と美味しいものを食べること。毎日、心穏やか&健康に過ごしたいと模索中です。

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最近の記事

NかMか~ヒントは大岡さばき?!~

 今回、読んだのはアガサ・クリスティーの「NかMか」。ポアロでもミス・マープルでもない、トミー&タペンスのシリーズ3作目です。トミー&タペンスは、主人公たちが年を重ねていくので、ぜひ、1作目から順番に読んでほしいです。本作でも1作目の「秘密機関」に関するエピソードが出てくるので、その方がより楽しめると思います。  トミーとタペンスは、相変わらず色々なことに巻き込まれながら、誰がスパイかを探っていくのですが、トミーは危険な目に会いすぎじゃないですか?「秘密機関」のときもそうです

    • 推理小説~唄(うた)のとおりに…

       物騒すぎて題名に書くのを躊躇してしまいましたが、私は唄のとおりに人が殺されていく話が好きです(笑)なんだか文字にするとやばい人みたいですが、そんなことありませんので、しばしお付き合いを。 〇「そして誰もいなくなった」アガサ・クリスティー  唄のとおりに殺されていく話として、一番有名なのは、この作品でしょうか。孤島で「十人のインディアン」の歌詞どおりに一人ずつ殺されていき、疑心暗鬼になる登場人物たち。最後の一人が犯人のはずなのに、結局、誰もいなくなってしまう‥。机の上にある

      • 下町ロケットシリーズを読みました

         池井戸潤さんの小説は、半沢直樹シリーズや陸王などは読んでいて、もちろん面白いんだけど、敵役が本当に嫌な奴なので、下町ロケットは読むのを躊躇していました。だって、どうせ下町の工場が大企業にいびられて窮地に陥るけど、最後、逆転勝利するんでしょ、分かってるんだから!そのためにあのネチネチしたいじめの場面を読むのは嫌‥。  でも、まあ読んでみるかと重い腰をあげて読み始めると、一気にシリーズ4作を読んでしまいました。いや~、分かってますよ、こうなるって。でも佃製作所のみんなが喜ぶ顔が

        • 対談集 妖怪大談義を読みました

           京極夏彦と14人の著名人が妖怪や民俗学について語った対談集。へーっと思う話から難しくて半分も理解できない話まで、色々な角度から妖怪話が楽しめます!京極堂シリーズのファンなら、妖怪とは事象を説明するための装置だという話は何度も聞かされていることですが、庚申信仰からシンデレラの話になったり、八犬伝や帝都物語まで、本当にいろんなことを考えてるなと半ばあきれる思いで読みました。それと、柳田邦男ってもちろん名前くらい知っているけど、嫌な奴だったんだ‥という感想です(笑)  妖怪図鑑の

          百器徒然袋ー雨を読み返しています

           先日、岡山県にある吉備津神社へ行きました。そこで目にした「鳴釜神事」の文字。これは、あの京極堂が言っていたやつ!ということで読み返しています、「鳴釜」副題は「薔薇十字探偵の憂鬱」(笑)  出来事は結構ひどいんですけど、なんだか楽しいシリーズですよね。百鬼夜行シリーズファンにとっては、番外編のお楽しみです!何度も読んでいるけど、久しぶりに読み返すと、主人公に探偵(榎木津礼二郎)を説明する ー「あの、天眼鏡持ってパイプ咥えているアレですか?」 ー「そうそう。正にそう云う名探偵

          百器徒然袋ー雨を読み返しています

          封印再度を久しぶりに読みました

           森博嗣先生のS&Mシリーズを久々に(15年ぶりくらい?)に読んでみようかなと思い手に取ったのは、封印再度。なんだか最近お疲れ気味なので、甘め要素多めで選びました~。  しょっぱなから儀同世津子!お~懐かしい。実は林さんと祖父江さんの娘だっけ?直接関係ないけど、複数シリーズでいろんな人物が複雑に絡み合っているから誰か相関図作ってほしい‥。ちなみ最後に出てくる瀬戸千衣も何かあったような。名前を組み替えて‥ってあ、これは言ったらいけないやつかな(笑)  封印再度は謎解きはもちろん

          封印再度を久しぶりに読みました

          ぬかぽんを使っています

           中川政七商店で購入したぬかぽんを愛用しています。(特に冬)電子レンジで温めて使うカイロです。小豆カイロなら聞いたことがあるけど、ぬかってどうなの?と思ったけど、シリコン製とかよりも天然素材のほうがいいなと思って3年くらい前に買いました。  私は寝るときに使っています。元々、足元に湯たんぽを置いているので、ぬかぽんは上半身用です!電子レンジで30秒くらい温めたら、ベットに持って入り、まずは肩甲骨の間に当たるように置いて寝ます。最初は、かなり熱いので、5秒くらいで位置を少しづつ

          ぬかぽんを使っています

          これは経費で落ちません!を読んでいます

           出張の時、新幹線で読むのに薄くて読みやすそうな本はないかな~と思って手に取ったのが「これは経費で落ちません!」。読んでみたら、期待以上におもしろくて、すっかりはまっています。という訳で、今回は第5巻を読みました。  通常は主人公の森若さん(もしくは太陽くん)目線で語られていますが、第5巻はスピンオフ作品ということで、森若さんをとりまく人々目線で語られています。私は長編や短編連作が好きですが、シリーズものの番外編もたまりませんね~。  今回、一番驚いたのは、営業部販売課のエー

          これは経費で落ちません!を読んでいます

          南部鉄器(鉄瓶)を使っています(その後)

           3年前に鉄瓶を使っていることを書きました。  最初はいいと思って買ったんだけど、そのうち使わなくなっちゃうんだよね~と躊躇してしまう方もいると思うので、その後の使用状況について御報告です!  結論は、続けて使っています!しかも結構いいですよ❤  休日は家で1回はコーヒーを入れて飲むので、その時に使っています。電気ポットと一緒に置いているので、まあ、せっかくなら鉄瓶使うかって感じで、お湯を沸かすのに自然と利用しています。1人分なら、すぐ沸きます。片付けも、フタを開けて、中の

          南部鉄器(鉄瓶)を使っています(その後)

          オメガ城の惨劇を読みました

           内容を全く知らずに読んでいると、サイカワ先生が出てきてびっくり!20年前に「すべてがFになる」を読んで衝撃を受けて以来、S&Mシリーズのファンでした!まさか再びお目にかかれる日がこようとは‥。  偶然にも、ここ最近は、京極堂シリーズの「鵺の碑」、マスカレードシリーズの「マスカレード・ゲーム」と大好きなシリーズの久々の新作を読めてうれしかったのですが、この「オメガ城の惨劇」は、ファンサービスと話の衝撃のバランスが一番いいなと思いました。  森先生はどの話から読んでもいいとエッ

          オメガ城の惨劇を読みました

          マンガ「チ。」を読んでいます

           いろいろな雑誌でおすすめのマンガとして紹介されていた「チ。ー地球の運動についてー」を5巻まで借りて読みました。ワクワクしながら読み始めて、すぐに「ギャー、思ってたのと違う~。」となりました‥。  なんだか、すごくグロテスクなんですけど。拷問のシーンが痛すぎて、まともに読めません。みんなクセが強くて、共感できません。でも、圧倒的な世界観にやられます。  正直、家で読むのが怖くて、通勤のバス&職場での昼休み中に読みました。マンガを閉じたときの「あれ、私、どこにいるんだっけ」感が

          マンガ「チ。」を読んでいます

          塞王の楯を読みました

           面白いという評判だけで、中身を知らずに読み始めました。武将の話かなと思いきや、まさかの石垣を積む話。戦国時代の話といえば、歴史小説好きならこれまでも散々読んでいて、これはと思うものに出会えることは少ないですが、「塞王の楯」は新鮮で、ぐいぐい読めました!  特殊な技能を持つ集団が、主従関係ではなく、依頼を受けてそのために全力を尽くすというのが、まず格好いいし、石垣を積むってこういうことなんだと知らないことばかりで楽しかったです。  登場人物が、ほぼ良い奴ばかりとか、最強を示せ

          塞王の楯を読みました

          ゴッドファーザーを見ました

           初めてゴッドファーザーを見ました。といっても、テレビで途中から見たんですけど。暇な夜、チャンネルを替えていたら、たまたまやっていました。開始から1時間くらいたっていて、麻薬の仕事を断っているシーンでした。なんかよく分からんけど、1回は見てみたいと思っていたから、まあいいかと思って見ていたら、次々に人がやられていって、ひぃーとなってチャンネルを替える。もう残酷なシーンは終わったかなと思って戻るの繰り返しでした‥。  マフィアの話ということとあの有名なテーマ曲しか知らなかった

          ゴッドファーザーを見ました

          「新参者」やっぱり面白いですね

           東野圭吾さんの「新参者」、大好きです。たぶん今回で読むのは4回目くらいですけど、相変わらず内容をほぼ覚えていないので、いちいちウルっときました。短編連作というのも、長編とは違った面白さがありますよね。私が好きな話は、姑さんがケンカばかりしているお嫁さんにお土産を買おうとするやつです。電話のシーンで「そういえば‥」と今後の展開をちょっと思い出したのですが、実は半分しか思い出していなくて(食べ物かと思った)、最後の種明かしで笑ってしまいました。さすが、東野圭吾さんの伏線は想像の

          「新参者」やっぱり面白いですね

          今更ですが「君の膵臓をたべたい」を読みました

           これまで読んだことがない作者の本には、なかなか食指が動かず、巷で話題の本となると、ますます読む気がしない私ですが、コロナの影響で急に明日から図書館が閉まる!というタイミングでたまたま目についた、住野よるさんの「君の膵臓がたべたい」を借りてしまいました‥  読み始めてみると「甘~い」。不治の病だけど普通に生活できる女子高生のワガママを、人との関りを避けていた同級生男子(よく見ると、きっと格好いいに違いない)が文句を言いながらきいてくれて、だんだん心を開いてくれて‥って女子な

          今更ですが「君の膵臓をたべたい」を読みました

          「星2.0」を辞書にして、自分のことをもっと知りたい!

           恋する乙女の多くは、星占いが気になるのでは。もちろん、私もその一人。自分や相手の性格や相性は、暗記するほど読みました。でも微妙に違和感を感じる部分もあり、「まあ、人は12種類に分けられる訳ないしね」などと思ったのも遠い昔の話‥。のはずでしたが、最近、また占星術に興味津々。雑誌などの星占いは、いわゆる太陽星座のことで、本当は自分が生まれた時刻に太陽系の10の天体がどこにあったかで、いろいろ読み解いていくものなんですね。試しに自分のホロスコープをインターネットの無料サイトで作成

          「星2.0」を辞書にして、自分のことをもっと知りたい!