書くことへブーストを
・NHK短歌
・NHK俳句
・「無関心彼女」
・ミニ旅行記「天王洲アイル~大井町~中央林間~南林間」
・インスタグラム 本の面白いところを伝える「これのおかげで生きてゆける」シリーズ
・ティプトリー「老いたる霊長類の星への賛歌」
・山田玲司「年上の義務」
上のリストはmust、これだけのネタについて書きたいのに、今週まったく筆の進まない私(N2)。書きたいのに書けない。どう書いたらいいか、わからない、でもなくて、ただ書くことへのブーストのスイッチが入らない。
ノートの一番上の行に「夢、願望、願い」と書いた。こうありたい、こう生きたい、もし、こうだったら、というIFの力は強力だ。フィクションを書く。何でも私の自由にできる想像の世界でリアルな展開を考えることが、現実を変える手がかりをつかむことになる。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。そんな風に考えて、そう生きたら、何も変わらない。一番イヤなことは、そうやって生きているうちに、何も変えられない、と無力感に陥ることなんだ。
そして、何も変わらない、と信じていても、変わらないでくれ、と祈っていても、世界は突然、残酷なほど突然、変わってしまう。
書くことはタダだ。たいてい誰にでもできる。
書くことで、人生を、生活を変えられたなら。誰にでも、少しでも、幸せに近づける道があるって、最高じゃない?
幼い頃の私にとって、たくさんの本や物語は、クソみたいだった現実からの逃避先だったけど、そこで学んだことは後に現実でも役立った。自分が読んだ物語を真似て書いた、たくさんの駄文は、自分の考えを深め、自分の中から新しいアイデアや感情が生まれるという素敵な体験をさせてくれた。
(そのアイデアや感情が正しいとか有効とかに関係なく。本の作家と同じように、自分にも新しい何かを「発見」できる、ということ自体に感動した)
その後、ずいぶん人生が過ぎてから、モーニングページに出会った。(モーニングページとは、ジュリア・キャメロンが提唱した、創造性回復のツール。詳しくはこちらをどうぞ →「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」やってみたレポート カウントダウン・あと5日|波奈@アーティストの創造性開花 (note.com))
モーニングページを書き出して、私の人生が大きく変わった。大変でつらい事も、モーニングページを書きながら、なんとか乗り切った。そして、モーニングページや創造性回復のワークを通じて、多くの人や本と出会い、語り合う楽しさを知り、他の人の創造性に触れて刺激を受けた。
書けば、何でもいいから書けば、世界はちょっとだけ変わる。幸せや豊かさに、ちょっとだけ近づける。自分の人生の謎が、ある日解けるかもしれない。愛に出会えるかもしれない。
そんな妄想を、頭のおかしな奴の独り言だと笑われたっていいから、それを、さあ書こう。
《FIN》