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水菜なゆ
2021年1月22日 17:56
私自身の中学時代の国語を語るのと同時に、塾社員講師として地元の中学生に国語を教えていたことも並行して語る必要がある。そこには大きな隔たりがあるからだ。 私が某私立中高に入学して驚いたのは「書かされる量」だった。 入学時に渡された古風なノートには、学校行事のたびに感想文とも小論文ともつかない自由な文章を書いて提出することを義務付けられていた。 理科では毎授業の実験や観察のたびにレポートを書
2021年1月19日 21:26
「このときの作者の気持ちを答えなさい」 よく揶揄される、こういった国語の問題。実際に多いのは「主人公の気持ち」や「作者の意図」といった作問であって「作者の気持ち」はそりゃ知ったこっちゃないわ、締め切りに追われているわ、となるのだが、それはそれとして、『国語の正答』に関してはいろいろと考えることがある。 結論から言ってしまえば、こういった古来からの国語試験の正答とは「目に見えるものを拾えるか(