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調理定年と味噌玉

毎日の食事作りをなんとか簡素化できないか考えています。

今日はラク家事&家事シェア&調理定年メニュー、味噌玉の話です。


味噌玉は戦う食事

”味噌玉”と検索すると、戦国時代の話が出てきます。

戦国時代からある食事方法なんて、まさに戦う食事ですね。

作るのが面倒になる

栄養価も高く満足感も高いお味噌汁。
食事にお味噌汁がつくだけで、体が温まってほっとします。

こんなに栄養価が高くて満足度も高いのに、なぜか作るのは面倒なもの。
鍋に湯を沸かして、具を煮て、お味噌を溶かして、しかもお味噌を溶かす時に、だまにならないように丁寧に…と何段階もの工程が必要なのも面倒だし、それを毎日繰り返しているというのが、そもそもなんです。

ここはもっと簡素化できるはず。
でも、手間は省くけど、美味しくて満足感が高いモノを提供出来たら
ということで始めたのが、”我が家流味噌玉”の始まりでした。


丸めない味噌玉

玉とはいうけれど丸めません。
保存容器に詰めるだけです。
そこも簡素化。


材料と手順

味噌は、どこのお味噌でもOK。
今回は創健社さんのみちのく味噌をチョイス。
ビニール袋に入れて準備します。

ボウルで混ぜてもいいのですが、経験からいうと、ボウルの後片づけ(洗うの)が面倒なのです。
一つでも手間を省きたいので、ビニール袋調理にしました。


今回用意した具材はこちら。

分量も具材もアバウトでOK。
ただ、出汁入りにした方が美味しいので、だしの素はぜひ入れたいところ。
今回は、出汁を千代の一番(2袋)、かつお節(適量)に。
具材は乾燥わかめ(適量)、長ねぎ(みじん切り)にしました。

このほかに、すりおろした玉ねぎを入れる時もあるし、油揚げや麩を入れても美味しいです。


作り方

ビニール袋の味噌に出汁をまぶします。

コネコネコネ…

材料を全部一度に入れてもいいのですが、出汁は固まりやすいので分けて入れるとまんべんなく混ざります。
千代の一番は袋入りなので、袋を破いて中身だけを入れます。


良く混ざったらわかめを投入。
ここは思い切ってたっぷり入れちゃってください。
ザクザクなので、袋が破れないように気を付けて混ぜます。


最後に長ネギを混ぜます。
これは以前に冷凍していたので、最後チャチャッと混ぜましたが、生の長ネギなら慌てなくても大丈夫。
袋の中で混ぜるので、混ざり具合もわかりやすいです。


完成です。

ビニール袋で作った一番の利点は、保存容器へ移すのが簡単な事。

いつもはボウルからヘラで容器に入れるのですが、これがまた手間で。

ビニール袋の底をチョキンッとカットします。


そのまま容器に絞るだけ。
手も汚れません。

味噌を出し切った袋はごみとして処分します。
洗い物という面倒な作業がいらないので、この手軽さを知ったら味噌玉作りも習慣に出来ます。

100均の保存容器3つ分できました。

味噌は、冷凍しても固まらないので、この状態で冷凍します。
使う時はスプーンで適量を取ります。
二人家族で毎夕食にいただいて1か月くらいで消費します。


味噌玉で家事シェア

こんな感じでお椀に直接、味噌を入れます。

容器からスプーンですくうだけなので、家族でもできます。
「お味噌汁お願い~」
というだけで、容器から取り出してお椀に注いでくれます。
家事シェアですね。

というか、好みの濃さに出来るので、自分ですくった方がいいんですよね。
(私だと薄くなるけれど、もう少し濃い方がいいという時があるみたい)

食べる直前に熱湯を注ぐだけでお味噌汁が出来上がります。
熱湯なのは、冷凍された味噌に注ぐので、出来上がりはちょうどいい湯温になります。
鍋で作ると、食べる時には冷めてしまうこともありますが、これならちょうどいい温度で提供できます。

わかめと長ネギがたっぷり入ったお味噌汁が出来ました。
出汁やかつお節も入れましたが、その存在はほとんど感じません。


家事シェアでラク家事。
調理を手放した調理定年にぴったりな味噌玉のお味噌汁でした。

丸めなくても味は変わらないので、洗い物や手間を省きたい方にオススメです。

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