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4/バリキャリ?ゆるキャリ?それともフルキャリ?

「仕事は頑張る。でも生活も趣味も大事だ。
他にもやりたいことがある。
すべてにしっかり取り組みたい。」
この働き手の総称を"フルキャリ"といいます。

3つに分類される働き手

フルキャリ
生活、子育て、仕事、キャリア、
さまざまなことに意欲的に取り組みたいと
考える働き手の総称。
家庭か仕事かどちらかに重きを置くのではなく、
どちらも全うしたい(Fulfill したい)という
理想を持っている。
バリキャリ、ゆるキャリのどちらでもない
新しいセグメント。
2015年に武田佳奈さんが名付けられた言葉。
(株式会社野村総合研究所)
出典 言葉の手帳:フルキャリ
参考 東洋経済オンライン

バリキャリ
バリバリ働くキャリアウーマンの略語。
常にキャリアアップを目指しそれを成果で
見せつける優秀な女性のこと。仕事が一番重要。
意識の高さは美容面でも怠ることがなく、
女性からも憧れるような存在。
出典 言葉の手帳:バリキャリ

ゆるキャリ
仕事以外に優先順位が高いものがある人。
仕事第一という考え方ではない。
(バリキャリの対義語)
ダラダラと働くということではなく、
マイペースに働くということ。
ゆるやかなキャリアプランを指す。
出典 言葉の手帳:ゆるキャリ

バリキャリからフルキャリへ転身

2018年ころまでの私はバリキャリでした。
(長くなるので、ここでは語りません。笑)

バリキャリからフルキャリに転身したきっかけは
重い病気にかかってしまった父の介護が
きっかけでした。
母とともに近くでサポートしたいと思い、
故郷には営業所がなかったのですが
会社に異動希望を出しました。
県は異なりますが、故郷のある地方拠点に
転勤しました。
当時は社内で活用事例を聞いたことのない
遠距離での在宅勤務制度を活用し、
隔週で帰省していました。
コロナ禍になってしまい、
父の最期の頃は頻繁に帰省できませんでしたが、
私は自分の行動に納得しています。

振り返ると、この時はじめて
仕事と家族の両面を、自分なりの方法で
しっかり全うしました。
仕事もしながら、大事だと思うことに
時間と心を寄せることができました。

今の時代にピッタリな言葉”フルキャリ”

私は今、本業の他に副業※と、
地域コミュニティに所属し活動し、
3足のわらじを履いています。
(※本業の制度。本業の補助の意味合いの副業)
(※本人は補助のつもりではなく本気。笑)

遠くない将来、結婚も考えているため
彼の妻になったら4足?
子どもを授かることができたら母になり5足?

このように人は1足ではなく
何足ものわらじを履いています。
わらじの数は人によって異なります。
私は4足、5足とわらじが増えたとしても、
仕事というわらじの数は減らしたくないです。

子どもが授かったらフルキャリは無理?

本業の先輩社員に言われたこと

「子どもができたら、子ども中心になるから、
自分がやりたいことは諦めざるを得ない。
子どもができたら考え方変わるよ。
その働き方は疲れると思うよ。」

心配してくれたのだと思いますが、
諦めないといけないことはないです。
世の中には、
仕事も子育てもしっかり全うしている方が
たくさんいることを知っています。

諦めるのではなく、
実現するためにはどうするのかを考えることが
自分にとっても家族にとっても良い形では
ないでしょうか。
諦めた場合、きっと自分に対する後悔が、
私と家族を不幸せにするような気がします。
想定より遠回りすることもあるかもしれませんが
それでいいと思います。

”フルキャリ”という言葉に勇気をもらった


2015年に誕生した言葉なので、
すでに知っている方もいらっしゃると思います。
私は最近知り「これこれ!」という感覚になった
と同時に、
自分が大事だと思うことを全うしようとする人が
多くいることを知りました。
自分が知らないだけで、
周りにフルキャリは大勢います。

フルキャリの形は人それぞれ。
周囲と話してみると
おもしろいかもしれないですね。

ということで、プロフィール名を
「フルキャリダイアリー」にしました!
仕事も生活も、これから築く家庭も
楽しんで全うしていこうじゃありませんか。


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