3/違和感を大切に
「この会社勤めていれば、安定だね」
そう言える時代は終わりを迎え
心の安定は自分で守るときがきました。
「違和感」は心の安定をはかる、ものさしです。
31歳女性・婚歴ありの私は、
仕事で成長したいという気持ちを優先し
離婚を選択した経験があります。
この選択は間違いだったと思ったことは
一度もありません。
再び結婚を考えている現在も、
私にとって「仕事」はチャレンジであり、
結婚を理由に諦めたくないものです。
私は現在、俗に「安定」と言われる会社に
10年勤めています。
会社は社会の変化とともに、人事制度の改正や
従業員エンゲージメント向上の取り組みを
行い、変化に追いつこうと頑張っています。
ですがここ数年、
私の心は安定していません。
トップ層が経営計画、ビジョンを策定します。
実際、そのビジョン実現に向けて
現場で活動する私たちには、決定後に共有され、
メンバーからは毎度、文句が出ます。
---誰が考えたビジョンなんだ…
---こんな高い目標、達成できないよ…
---なんとなくやり過ごせばいいか…
勤めて10年。
毎度同じ文句が出る状況に、違和感があります。
俗に「安定的な会社」と言われてきましたが、
社員の心の安定を、会社は守れなくなりました。
人生の時間は有限だからこそ、
感じた違和感を信じ、
これまでの常識にとらわれず行動しよう。