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勝利担が綴るEndless SHOCK観劇レポ【ショウリ編】
前回から連載しているEndless SHOCKレポnote。
前回はEndless SHOCKと佐藤勝利について書いていった。今回はやっとEndless SHOCKについて綴っていく。
お待たせしました。
まずは配信で公開されたEndless SHOCK本編のレポ。完全に勝利担目線だが、お楽しみ頂けたら嬉しい。
※このnoteはネタバレありのnoteです。
Endless SHOCK
4月9日、遂にEndless SHOCKは配信で世界中に届けられた。"ショウリ"が初めて舞台に立ったのだ。
言葉にしたいことは沢山あるのだけど、一番に思ったことは、この時間がとても幸せだった。ということだ。
だって勝利、すごくいい顔してる。
自分の好きな人がやりたいことをやって、自分の力の限りで表現をして、そうやって生きていられること、その姿を見られることはファンとしてこれ以上幸せなことはない。
そして彼はもう私たちの知ってる"勝利くん"とは別次元にいた。
初めてのソロ歌唱は、千秋楽のシーンの後の楽曲「Yes, My Dream」で披露されたのだが、その力強い歌声と表情豊かなパフォーマンスでグッと引き込まれたし、絶対素晴らしいショーになると確信した。
"俺はサイコー!"と締めくくるこのパート、「いや、もう本当に最高だよ…。」とうっとりと溜息をついたのはきっと私だけではないはず。
その後もショウリは悔しさや苛立ちを剥き出しにしてコウイチに向かっていった。
ソロの「MOVE ON」は反抗心や悔しさみたいなものが溢れ出していて、今まで見たことないほど魅力的なのに、その魅力が溢れれば溢れるほど胸が張り裂けそうな気持ちで、ショウリの気持ちに支配されそうだった。
2幕のシェイクスピアも圧巻で、役に入り込んでいる時と、我に帰る時の対比も見事だった。そうしてどんどんショウリに感情移入していった。
SHOCKの中で人知を超えたカリスマ性のあるコウイチに対して、ライバル役はすごく人間らしい役。
勝利は元々人の心に寄り添える感受性の豊かな人だから、そんな勝利がショウリとしてこの役をすることで、ライバル役の人間臭さ、弱いところが手に取るように感じられて、ストーリーに厚みを持たせているように感じた。
それに加えて持ち前の華やかさや澄んだ魅力がステージの中でキラッと光り、ショー全体を鮮やかに彩って見えた。
初めてのSHOCK、光一氏とは歳の差もある。そもそも勝利は華奢で少年美みたいなものをずっと持っている人だ。勝利がライバル役のSHOCK、どんな仕上がりになるんだろうと思っていた。
そんな勝利がこんな短期間で年相応、いや、それ以上の風格や闇を身に付けてこの舞台に立っている。
それはもう本当に命を削っているように見えた。勝利の心が燃えて、その破片が帝劇中に漂ってるんじゃないかと思うくらい熱かった。
魂や、熱量、命って目に見えるんだな。と、この感覚は宇宙的で、とにかく人間が凄まじく進化する瞬間に立ち会えた。この日の感動を私はきっと忘れない。