ヘルプを出し、人を巻き込み、みんなで楽しむ力
ここのところ、都内の夫の会社に急遽出勤が多くなり、自分の予定が狂い、ストレスを感じつつありました。
では、夫からの要請を断ればいい、となりますが、小さな、小さな会社だからこそ、1人のマンパワーが、会社にものすごく影響をもたらします。
夫の苦労も側で見て、聞いて、分かっているので、私が出勤して何とかなるなら、何とかしたい、とはいつも思います。
が、私は、社員でもなく、社会的に守られてはおらず、本当にただのアルバイト。
セラピストとしてやっていきたい、と、自分のミッションがやっと固まってきた今、そっちにエネルギーを使いたい、という気持ちも強くなっていました。
また、セラピーを学び、受け、自分のパターンに気づいてきたからこそ、これは、自己犠牲ではないか?人を世話して得られる承認欲求で動いてはいないか?夫との共依存になっていないか?と、何度となく、自問自答します。
それでも、答えは、Go!
で、会社に行きます。
が、今日やろう、と思っていたことをいつやろう?会社はしばらく忙しさが続きそうだ、これが続くうち、私のやりたい気持ちが萎んでしまわないか、など、気持ちが重いまま、仕事をしていました。
が、夕方になってから、
「あとどれくらいかかる?みんな手伝って!手分けしてやってしまおう!」
と社内に帰ってきた夫が、側にいたエンジニアや社員に声をかけ、今日は帰りが何時になるだろうか?と思っていた仕事が、あっという間に早く終わりました。
あー、この周囲にヘルプを出して、みんなを巻き込む力、チームワークで繋がって楽しむ力、が、リーダーシップを取る時、本当に必要だ、と感じました。
もっと言うと、私が1人で仕事をしていく上でも、誰かにヘルプを出す、巻き込む、みんなで楽しむ、ができないと、1人で孤独になって、何かあったとき、どんどん落ちていってしまう、と感じます。
今、この場所で学んでいることを、すべて学びにして、自分の行動に移していけば、無駄なことはひとつもない。
そんな気持ちで、予定より早く会社を出れて、最寄り駅ではなく、銀座を通って、有楽町まで清々しい気持ちで久しぶりに、何駅かをかけ抜けるように歩きました。
途中、大好きな、教会グッズを売っている、教文館に寄り、よい、エネルギーをもらって帰宅途中です。
ヘルプを出せばこそ、みんなで繋がって楽しむ、も叶います。
ヘルプを出すことを躊躇わず、ヘルプを出して断られても、相手の事情、と自分に責任を感じず、軽やかに、人にも、自分にも、優しくありたい、と思う出来事でした。
何より、お互いに、ヘルプが出しやすい、優しい社会でありますように。