自分の脳と交渉しない
何事も継続は難しい。決めたはずのことをできない日々が続く。
継続の秘訣は?どうやったらやる気がでるのか?そもそも決めた時にはやる気があったはず。いつの間にか消えていたけど。やる気とは何か?やる気が無くても続く方法はないのか?
習慣になるまでの辛抱で習慣になってしまえば大丈夫。そう。うん、だからその習慣にするまでどうしたらいいのかってこと。
こんなことを何度も繰り返してもうどれくらい時間を無駄にしただろう。別にできなかったことを責めているわけじゃない。できなかった、という事実があるだけでそれ自体に意味はない。それを観測した人の心ができなかったことを悔やむだけで。
悔やむくらいならまたやり始めていけばいいけど、それもできない。だって一度挫折してる。どうせまた続かない。失敗は繰り返したくない。格好がつかないことはしたくない。
失敗の分析はツラい。挫折の内容をつまびらかにすることに抵抗を感じない人間はたぶんいない。
失敗を活かす、なんていうのは素晴らしい。でもそのためには控えめにいっても反吐が出るような思いをして、恥ずかしさや情けなさからのたうち回ることが必要。こんな思いはしたくない。
でもやればきっと違うことが起きるんじゃないかって。私は1つのことが続かない。何でもそう。大抵は仕事。でも仕事も別に好きじゃない。趣味は特にないから生活の大半はいつも仕事をしてあとは流れるままに時間をつぶす。仕事くらいしかやることがない。何もしなかったら1円にもならないから。
そんな時ふと、動画投稿サイトである人の存在を知った。トニー・ロビンス。アメリカの自己啓発書作家。コーチ。
「自分の脳と交渉しない」は彼のセリフ。彼は毎朝氷水のプールにダイブする。「それをやりたいと思ったことは一度もない。でもやる。そう決めたから。決めたから自分の脳と交渉しないんだ」
ハッとした。決めたはずのことをやるかやらないか、いつも考えていた。自分の体調、気分、その他の要因を見て。それは決めていると言えないのではないか。まだ決められていない状態で決めたと思っていた。
「決定」を軽く考えすぎていたのだ。決定したら交渉の余地がなくなるということだ。自分が相手であっても。
失敗の原因と継続の秘訣を外に求めていたのだ。両方、自分にあったのに。
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