【イタリア料理のはなし】カルボナーラを最初に知ったのはアメリカだった
カルボナーラは日本の卵かけご飯みたいに、イタリアでは素早く作れる「家庭料理の定番」としてイタリアの国民権を取得してます
このルーツをひもどいてみると、結構面白かったんです
今ではイタリアの家庭料理の代表みたいな位置にドカンと腰を下ろしていますが、実はこのパスタ料理、第二次世界大戦でイタリア解放のために駐在していたアメリカ軍によって世界に広まったそうです
その証拠に、カルボナーラというレシピが出版物に登場したのはアメリカのほうが早い
1950年代くらいからアメリカのイタリア料理店で広まりはじめたそうですが、その頃はまだイタリアではあまり知られていないレシピだったようですね
確かに、イタリアのパスタで伝統的なソースはトマトソースですから、そう言われて見ると頷けます
もともと、ローマにあったアメリカ軍の駐屯地にいたイタリア人コックさんが作っていたそうです。アメリカに帰国した兵士達によってそれが広がったんでしょう
カルボナーラは「カルボーネ(炭)」が名前の由来ですが、これはパスタにかけられる黒コショウが炭のように見えるからだと言われています
カルボナーラの歴史に興味が出た方はこちらで詳しく紹介されています
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