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東洋医学の視点 ”体質が変わったら花粉症がよくなる?!”

体質改善ってできるもの?

 こんにちは!「My Relief」(マイリリーフ)事務局です。

「体質が変わったせいか花粉症がよくなった」

 皆さんの周りにこのように言う人はいませんか? 

 果たして、体質が変わるということがあるのでしょうか。
 体質が変わることで、不調や症状が軽減するということが起こりうるのでしょうか。

 今回は本格的な花粉シーズン前に、体質改善について東洋医学の視点から考えていきたいと思います。最後までお読みいただけると嬉しいです!

「体質改善」=「体の中のバランス調整」 

 花粉症をはじめ、アレルギー症状というのは薬で症状は抑えられても一般に簡単には治らないものとされています。また当人でなければ、その本当のしんどさがわからないのでとても厄介ですよね。症状を根本から楽にできないものか、模索する人も少なくないのではないでしょうか。

 西洋医学ではアレルギーを「免疫の過剰反応」だと捉え、薬でその反応を抑制するのが一般的です。 

 一方の東洋医学では、体の中のバランスが崩れた結果として、免疫が過剰に働くようになり、その結果、アレルギー症状が現れていると考えます。 
 ポイントは、症状が現れているのは体が弱いからではなく、体のバランスが乱れているからと考える点。ですから、自ずと体全体のバランスの調整を目指すことになります。 

 そして、東洋医学ではこのようなアプローチを「体質の改善」だと捉えているのです。

体質は自分でも変えていけるもの 

 東洋医学において、健康の秘訣は「気」「血」「水」のバランスです。

「気」は生命エネルギーであり、体の機能や活動を支える源。
「血」は一般に言われる血液でもあり、酸素や栄養素を全身憎まなく運ぶなど、その働き全般の総称です。
「水」は体内の水分やリンパ液など、血液以外の水分を指します。 

 では「気」「血」「水」のバランスの乱れというのはなんでしょうか。 具体的に見てみると、例えば、気が滞る「気滞」(きたい)が挙げられます。他にも、「気」が不足したり逆流したり、「血」が不足したり、「水」が滞ったりすることも起こります。 

 これらの乱れを改善し、体の中のバランスを整えると体質が変わっていきます。 鍼灸によるツボ刺激や、漢方薬の活用なども体質の改善に有効です。食事や定期的な運動、良質な睡眠など、日常生活を見直すことでも少しずつではありますが、体のバランスを整え、体質を変えていくことは可能です。

まとめ 

 体質改善はアレルギー症状を克服することにつながるだけでありません。他のさまざまな不調や病気を遠ざけて、いわゆる病気の予防、未病を叶えるアプローチにもなりえます。 
 体の中を覗くことはもちろんできませんが、自分の「気」の流れに想いを馳せて、そのバランスを見直す機会になればと思います。


私たちは東洋医学をベースに開発された、花粉症やアレルギー性鼻炎に困っている人たちに向けたセルフケアプログラム「My Relief」を推奨しています。

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