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「大寒」に負けない!冬のアレルギー対策

冬は気の流れが滞りやすい

 寒くなってきましたね!「My Relief」(マイリリーフ)事務局です。

 本日から「大寒」。二十四節気の最終節。そして文字通り、今が一年で最も寒い時期です。

 皆さんの寒さ対策はいかがでしょうか。気温が下がると、「気」の流れが滞りやすくなるのでぜひ気をつけたいところ。

 そこで今回は、ご自身で手軽にできる冬にお勧めのセルフケアについてご紹介したいと思います。ぬくぬくと体を暖かくして、お読みいただけると嬉しいです!


 寒いとアレルギーがひどくなるのはなぜ?

 東洋医学では、「気」の流れが滞る「気滞」(きたい)の状態が続くと免疫バランスが崩れて、アレルギー症状を引き起こす原因になると考えられています。

 皆さんは、くしゃみや鼻水、鼻詰まりなどアレルギー性鼻炎に困っていませんか? まだ1月ですが早くもスギ花粉の飛散が記録されたという報告も入っており、花粉症に早くも悩まされている…という方も少なくないのではないでしょうか。
 
 今の時期、特にそのような症状がひどくなっているようであれば、寒さによって「気滞」の状態が進行しているのかもしれません。「気」は寒さによって縮こまってしまう性質をもともと持っていて、さらに外部からの冷えが「風邪」(ふうじゃ)として体の中に入ってきます。

 そこで、今の時期に皆さんにお勧めしたいのが体を温めるセルフケア。冷えていた体を温めることで、滞っていた「気」の流れが促されます。
  
 それでは「気」の流れをスムーズにするセルフケアを順に紹介していきましょう。

食事で! 運動で! 「三首」を温めるのもポイント

 まず寒い冬にお勧めなのが、食事で体の内側から温めること。体を温める食材であるショウガやニンニク、ネギ、根菜類といった野菜を積極的に摂取しましょう。根菜なら大根やゴボウ、レンコンといった旬の食材が特にお勧め。最近は野菜が高くなっていますが、病気を未然に防ぐという”予病・未病”の意味でもぜひ積極的に取り入れたいところです。
 
 東洋医学的には、鶏肉も気を巡らせる食材です。それらを温かい鍋やスープ、煮物などにして食べるのはいかがでしょうか。冷たい食べ物や飲み物を意識して控えることも大事です。

 適度に体を動かすことも効果的なセルフケアです。暖かい室内でストレッチやヨガをしてみてはいかがでしょう。体を動かすことで血行が促され、体も温まって冷えが改善します。もちろん、無理をしない範囲で軽く屋外でウォーキングするのもお勧めです。

 日常生活でも保温を心がけましょう。腹巻きや使い捨てカイロなどで普段からぜひ体を温めてください。
 また、東洋医学で「三首」と呼ばれる首・手首・足首をしっかり暖かくすることが重要です。マフラーやタートルネック、手袋やハンドウォーマー、足首ウォーマーやブーツタイプのルームシューズなどを活用すれば、「気」の流れを促すのに役立ちます。

 まとめ

 この時期、自分の健康を自分で維持するためには、寒さに負けないよう日常生活に気を配ることがとても大事。それが私たちの体の中を流れる「気滞」を解消し、アレルギーの対策に繋がります。

  冬も「気」の流れを促して、健やかな毎日を過ごしましょう!


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