とびきり優秀な研究者のステキな想像力(600文字)
オススメに成田悠輔さんと山中伸弥さんの対談が表示されました。
仮説を語る
山中教授が自分が考える仮説の話をしてくれました。
再生能力をもつ生き物
イモリは手足がちぎれても、数ヶ月で再生します。
それも、ちゃんと動く形で元に戻ります。
プラナリアは細切れにしても小さなプラナリアとして生きています。
そんなすごい再生能力をもった生き物がいるということは。
進化の中で私たちはその能力を失ってしまったのではないかと。
iPS細胞や幹細胞研究
山中教授の研究するiPS細胞や、幹細胞の研究というは。
そんな失った能力を再現するのに成功した研究とも取れます。
どうしてなくなった?
じゃぁ逆にイモリがもっているその能力をどうしてヒトは失ったのか?
山中教授は自分が考える仮説の話をしてくれました。
幹細胞ととても良く似た性質を持つ細胞があります。
それは『ガン細胞』なんだとか。
ガン細胞と幹細胞は非常に似た遺伝子、似た反応をするんだとか。
もしかしたら
再生能力をもつ遺伝子が働くと、ガンになりやすかったのではないか?
再生はするんだけれど、ガンになってしまい。
そのせいで死んでしまうのではないか?
だから再生能力は進化の過程でスイッチを切られたのではないか?
おもしろい話
最後にそう付け加えつつお話をしていました。
わかりやすい、かんたんな表現で話してくれる。
こういう人が頭がいい人なんでしょうね。