廃校を利活用したイベントに潜入してみた!in富津市立旧金谷小学校
今回は、まいぷれ本部である株式会社フューチャーリンクネットワーク(以下、FLN)の活動のご紹介です。
「まいぷれ事業」では、本部が積極的に地域活性化に挑戦し、そのノウハウを全国のパートナー社に還元しています!
そんな挑戦の一環で、現在まさに取り組んでいるものの1つが、廃校の利活用。
少子化によって児童の数が減り、地域住民からは惜しまれながらも廃校となってしまうことが増えています。
かつては子供たちを中心に、人が集まる場所であった学校を活用して、一体どのような地域活性が可能なのでしょうか?
旧金谷小学校利活用事業とは?
FLNは、2021年8月に富津市と協定を結び、旧金谷小学校(以下、金谷小)の利活用を始めました。
現在、本事業の一環として、毎月第4土曜日開催のマルシェ「金谷小おらが市」を行っています。
今回は、「金谷小おらが市」ではどんな催しがされているのか、担当者はどんな想いでこの事業に挑んでいるのかを取材してきました!
1、現地で体験してきた
実際に「金谷小おらが市」に出向き、出店ブースなどを体験してきました!
入り口に入ってまず目につくのはライブステージ!
南房総を中心に活動されているJUKE BOXさんの演奏に、思わず立ち止まって聴き入ってしまいました♪
そして、中に入っていくと、、「焼き芋」の3文字が書かれたのぼりを発見。
「いや、今日は暑いからなぁ」とスルーしかけたその時、「焼き芋生シェイク」の8文字が書かれた立て看板が眼に飛び込む。
いやぁ、それはもういただくしかないですよね。。
実際に「焼き芋生シェイク」をいただくと、絶品! お芋の味がしっかりと感じられる上に、豆乳も使われているので、しつこくない甘さでごくごく飲んでしまいました!
小腹を満たしたところで、ベーゴマ体験。
ベーゴマ経験の無かった私は、ベーゴマに紐を巻きつけるところから大苦戦。しかし、先生に手取り足取り教えていただき、何とか回すことが出来ました!
このように、なかなか普段できない体験ができるのも、地域で活躍される多くの方が集まるイベントならではですね。
他にもカレーを食べたりコーヒーを飲んだり、足つぼマッサージ体験をしたりしたのですが、書き出すとキリがないので、ここまで。
実際に参加してみて、お店さんやお客さんとも距離の近さを感じ、とても楽しむことができました!
そして、「どんなイベントをやったらもっと地域が盛り上がるのか?」や「地域の方々が喜ぶのか?」など、参加者としても地域のことを考えるきっかけとなりました。
2、担当者にインタビューしてきた
そして、金谷小利活用の担当者である松島さんからお話を聞きました。
―「金谷小おらが市」はどういうきっかけから始まりましたか?
私たちが金谷小を利活用するにあたって、地域の方々をお招きして親睦会を開催したのがきっかけです。
親睦会の後に、金谷を拠点にイベントなどで出店されている方から、「コロナまん延の影響もあって、地域のおじいちゃんおばあちゃんがあまり外に出られずにいる。そんな方々も、ふらっと集まれる場所を作りたい」と言っていただけたんです。
金谷小を、「地域の人が気軽に立ち寄れる場所」「子どもたちが集まる場所」にしたいと、かねてから私たちも思っていました。
そこで、マルシェが、その目標へのきっかけとなってくれればという想いで、運営することが決定しました。
開催にあたっては、出店者の募集が私たちの課題でした。
しかし、最初に私たちに声をかけてくださった方が、地域内で繋がりを広く持たれていたので、出店者を集めるうえで力を貸していただけました。
その分、私たちはそのほかの会場準備や行政への申請などに集中し、協力しながら開催することができています。
―旧金谷小学校利活用事業の今後の展望を教えてください!
「金谷小おらが市」としては、広報が現在の課題だと思っています。
小学校へのチラシ配りや回覧板など工夫をしているので、今後も新たな方法を模索しながら、より多くの方の目に触れるようにしていきたいです。
そして、もちろん「金谷小おらが市」が私たちの活動の全てではありません。これから建物のリノベーションも始まり、民間図書室やカフェ、自習室など、今よりもっと地域の方々の居場所として親しんでいただけるようになろうと思っています!
あとは、継続して活動できるよう、利益も出す仕組みを考えていきたいです。
地域の方々はもちろん、市外の方にもたくさん足を運んでいただき、金谷小を皆の憩いの場所とできるよう頑張ります!
是非金谷に、遊びにきさっせ~!(「おいでよ」という意味の方言)
記者コメント
今回は、まいぷれ本部であるFLNの取り組む廃校の利活用についてご紹介いたしました。
自分たちだけの意思で進めるのではなく、地域の方の声を聞きながら、地域の方を巻き込みながら運営を進めているのが印象的でした。
その中で、イベント1つを取っても、広報や保健所や消防署への申請周り、書類の作成など大変なことがたくさんあるみたいです。
このようなノウハウを本部から全国のパートナー社へ展開することはもちろん、全国のパートナー社と協力しながら新しい地域活性の形、事例を作り出していきたいと考えています!
そんな地域活性化への新しい挑戦に興味のある方、是非1度お話ししてみませんか?
お問い合わせ、お待ちしております!
本記事で紹介した松島さんのインタビュー記事がコチラ
旧金谷小学校利活用事業についても触れられているので、ご興味ある方は是非ご覧ください!
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