贈りもの
約4年前、あなたがくださったものは『約束』でした。
毎日なにかしら贈りものをいただいている、そんな感覚で、毎日あなたを想うようになってからもうずいぶんと時間が経ったように思います。
あなたがくださった無数の贈り物のなかでも、特に、いつも側にいてくれたのが『約束』です。
ブログには
"Lyrics by Jimin, RM"
"Photo by Vante"
"Special Thanks to V, Best photographer"の文字たち。
こうして綴られた文字たちを見るたび、心があたたかくなるのを感じるので、『約束』を聞きながらこの字面を見にページを開きます。小さくて愛おしい習慣です。
あなたの、ジミンさんの『約束』という曲が本当に大切で大好きだと、これまで幾度となく言葉にしてきましたが、とても大切な今日、改めて、『約束』と、この『約束』をくださったジミンさんに感謝を伝えたいと思いました。
去年のいつだったか、ふと「『約束』をもっとちゃんと知らなければ。」と思った日がありました。
そして、何年も見ずにいた、とても大切なブイライブを見る決心をしました。
2019年1月20日午前1時7分『僕が来た!』
と、ソカデのために染めたという綺麗なボラへカラーのジミンさんが『約束』のビハインドを共有してくださったあのライブです。
今よりもいろいろなことに追われ、毎日ネガティブな気持ちだけを抱えて過ごしていた当時の私を思い出しながら、約4年越しにフルでみた47分42秒の映像は、想像していたよりもあたたかく、すてきでした。
『約束』は元々、ジミンさんがジミンさん自身にあれこれ言うような、暗い曲をイメージしてつくりはじめたとのことです。
これだ!というような具体的な単語はなく、3,4カ月ほどぐるぐるしている間に、作業開始時には暗澹としていた考えが、状況が、どんどん良くなっていったとおっしゃっていました。
そしたらもう、当時抱えていた、曲に込めようとしていた感情たちを思い出せず、曲をかくのが難しかったそうです。
「約束」という単語は、シティーフィールドで公演をしながら思い浮かんだそうです。そこで、「今している曲を終えたら、次に作業したい曲ができた」とナムジュンさんにお話ししたところ、「今、思い浮かんだときにしな」と言われたと。
「約束」というキーワードが出てからは作業もスムーズに進み、ナムさんに助けてもらいながら1,2カ月ほどで終えられたとお話されていました。
「こういう内容の歌詞を書きたいんだけど、英語に変えようと思うならどうしたいいか」など、ナムさんにたくさん助けてもらったとのことです。
ジミンさんは、曲をつくることになったきっかけとして、その当時辛かったことや大変だったこと、そしてジミンさん自身の性格についてもお話されていました。
ジミンさん、優柔不断だったり、正直になれない、そういうところがあって、それが嫌で曲をかいたのだと。
個人的に、とくに記憶に残っているのが、「すべてのことに真面目過ぎた。いつも意味を持たせようとして、とにかく忙しく生きようとしていた。自分で自分自身をそうしていた。」とお話されていたことです。
ジミンさんの生き方や考え、物事との向き合い方、みたいなものに共感する部分が多いと感じていた人間として、この曲は、とても大きな存在でした。
「約束」の単語が浮かんだというそのシティーフィールド公演をしながら、「誓おう。約束しよう。」と思ったそうです。「状況が大変になったとしても、僕が僕自身を苦しめるのはやめよう」「自分のことを悪くいうのはやめよう」と。
そうして、「約束」というキーワードがでてきたとお話されていたジミンさんをみながら、私は、とても刺激を受けました。
それまでよりも自分に優しく、そして自分を愛そうとする、そんなジミンさんの姿は、私が、私自身の生き方と改めて向き合う、そういうきっかけをくださいました。
4年前のことだけれど、あのときの感情や経験は、とても大切なものとして、今もきっとジミンさんのなかに残っているのだろうな、と思います。そして、その大切な感情や言葉たちをあのとき共有してくださって、私たちにも残してくださって、本当にありがとうございます。
今もずっと、少しだって変わることなく、色褪せることなく私の心の中にいて、いつも私を守ってくださっているのです。
ジミンさん、私はあなたがくださった『約束』のおかげで乗り越えられたことが、克服できた夜がたくさんありました。
本当に本当に、心から感謝しています。
あの時あなたが、あなた自身と約束したことを、私も、私自身と約束しながら、その約束を守りながら、これからも生きていきたいと思います。
素敵な約束をくださってありがとうございます。
これからもたくさん、大切にさせてください。
そして、今日また、あなたから大切な贈りものをいただきます。
あなたがくださるものはいつだって優しくて、あたたかいこと、あなたはご存知ですか。
『約束』をつくっていた当時、暗い考えから抜け出すようにしてくれたのがアミだったと、そうおっしゃっていました。「慰めをもらっている、だから僕も慰めてあげたいと思ってかいた曲」だと。
そのうつくしい心が、私たちにとってとても大きな慰めであることを、どうか知っていてほしいなと思います。
ジミンさん、たくさんのあたたかい愛を、優しい言葉を、美しい思い出を、他にもたくさん愛おしくて素敵なものを、いつも、本当にたくさんくださってありがとうございます。
ソロデビュー、心からおめでとうございます。
そして、こんな特別な日を共にさせてくださり、ありがとうございます。
とても、愛しています。
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