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環境を整えよう・・・!(教育・子育て)

こんばんは。
明善です。

今日は環境が与える影響についてお話ししようかなと思います。

環境というのは「常識を作る」ということです。
わかっているとは思いますが、まずはそのことについてを。

例えば、必ず靴を端っこに揃えて脱ぐという環境で育ったら、旅行や友達の家に言ってもそうしますよね。それが常識であるからです。
学校でも上履きを脱ぐ時がありますが、その時にしっかり揃えて脱ぐ子とそうでない子がいます。
もちろん注意をしてその場で直してもらいますが、なかなか定着しないです。
その子にとっての当たり前が適当に脱いでおく・・・なので。。

私自身も耳の痛い話ですが、部屋に物がたくさんあり、整っていない状況だったら、子どももあまり片付けるということにならないと思います。
教室でも同じです。
教室が汚いのに、普段からきれいにしよう!と言っても説得力がないですよね。
学校で消しゴムのカスを床に落とすという行為などよくやってしまいがちなのですが、
机はきれいになりますが、床は・・・・?といつも見かけると聞いています。
床が普通に汚い状況では何も思わないでしょうが、普段からある程度きれいにしておくと、床が汚れてしまうのは良くないとわかり、集めて手に乗せて片付けるようになります。

環境がその子の当たり前を作っていくのです。

家庭でも同じですよね。

親は良いんだよ・・・!と言いたいですが、やはり説得力を持たせるためにも子どもが見える環境はできる限り整えたいですね。

低学年の子には物にもお家があるから必ず使ったらもとのお家に帰してあげようね~!というのも効果的です。
迷子になったら物も怖いと思っているんじゃないかな・・・。
などと擬人化します。
すんなりと受け入れる子が多かったです。

自分から当たり前のように率先してできるような環境があると良いですね。

片付けたら50円あげる。とかではなくて、片付けるのが当たり前だから自然と片付ける。そんな風にできたら理想です。
外発的動機付けと内発的動機付けと言いますが、お金やご褒美など外から与えられるものではなく、自分からしたいと思うのが大切だという事です。

どんな風に言葉をかけると良いかと少し伝えたいと思います。

出しっぱなしだった場合、
「あれを片付けなさい。」と言うよりも、
「あれ出たままだね・・・どうする?」と聞くという事です。
自分から片付けるという状況を作り出すという事ですね。
それが大人の役目かなと思っています。

環境というのは本当に大切で、例えば、家に絵本がたくさん置いてある家だったら自然と絵本を読むようになります。
親が決まった時間に勉強をしている姿を見せていたら同じように勉強するようになるでしょう。(大人になってから勉強などなかなかしませんが・・・)
親がしているスポーツを自然と子どもが好きになることが多いのも環境がそうさせていると言えますね。


ちょっと意識してみて下さい。
今住んでいるお家の環境を。
ちょっとまずいな・・・と思ったら思い切って変えてみましょう!
維持するのはすごく大変かもしれませんが、
よりよくしようと努力している姿も子ども達は見ています。
きっと伝わると思います。

あまりよくないと気付いたらすぐに、どう思う?って聞いてあげて下さい。

よくないと思いつつも何となくの流れで進まないようにして下さい。

子ども達はそれが当たり前になってしまいます。

3か月ぐらい環境を整えると色々な面で心も変わってきたのを実感できると思います。
大人の心も同じです。
落ち着いて生活できるようになると思います。

あまり良くない状態を当たり前にしない!

私は子どもと接するときは特にそう考えています。という話でした。

過去に子ども達に伝えてきたこととしては、
1,上履きをしっかり揃える
2,物をもらったり何かしてもらったら「ありがとうございます。」と言う
3,消しゴムのカスは授業が終わったらまとめてゴミ箱へ
4,出したものは片付ける
5,自分が出したものでなくても率先して片付ける

他にもたくさんありますが・・・。
皆様もやっていることとは思いますが、
よりよい環境目指して頑張っていきましょう~~!!


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まだメンバー限定記事はありませんが、インターネット上で見つけた小学生の悩みに答えた動画(顔とか出ていませんが)などありますので、それをメンバー限定で公開しようかな・・・とか思っています。

あとは、割と好評な、悩み相談を優先的にお受けするというのが大きなところですね。

もし入って下さる方がいらっしゃいましたら、
教育・保育など子どもに関することに対して語り合い、
一緒に考えを深めて行けたらと思っています。

よろしくお願いいたします。

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