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無価値感

愛されなかった
愛される価値がない

こういう思い込みがあると、ずっと外側に何かを求める。

外側から、他人から得たもので自分を満たそうとする。心に空いた穴を埋めようとする。

認められなきゃ
成果を出さないと
かんばらなきゃ、あれも、これも…

形にこだわるし、頑張る教、ハードワークに陥る。

外側から満たそうとするのに、それを素直に受け取ることができない。
また、外側にあると価値や魅力を感じるけど,それがいざ自分のものになると、価値も魅力も感じられない。

手に入った途端、価値がなくなる感じがする。
それは、手にした自分に価値がないという思い込みがあるから。

無価値感を根強く抱えていたことに気づくのはすごく虚しいし、悔しい。
ずっと長い間、それを持ち続けていた自分にショックを受ける。

そして、愛されているという感覚がどれだけ大切なことか、それを感じると涙が出る。

認めたくない。でも、そうやって生きてきたことは認めざるを得ない。 

泣きながらでも、それを受け入れていくと、

「今」そんなに愛されないか?
「今」そんなに愛される価値がないか?

そんな疑問も湧いてくる。

いや,違う。今は違う。
愛されない、価値がない、という思い込みは、今はもういらない、そう思える。

誰かによって持たされた無価値感かもしれないが、持ち続けていたのは自分なんだ、自分か〜と、諦められる。

やっと「今」に意識を向けられるようになる。
今は自分が自分を満たすことができる、今は外側からではなく、内側を満たすことも自分でできる、という安心感に包まれる。

自分の価値をないものにしてきたけど、「今」はある、と信じられる。

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