嫌われる勇気(2)
昨日の続きです!
ほんとうの自由とは何か
本書では「すべての悩みは、対人関係の悩みである」と書いています。
この考えた方には驚きました。
でも改めて考えてみるとそうなのかもしれません。
自分が感じる劣等感はまさしく対人関係から生まれるものです。
他者と自分を比べるからこそ感じてしまうのです。
また休日の時、明日から仕事だということに対して嫌な気持ちになる方もいると思います。
この仕事が嫌っていう考え方ですが仕事をする事が嫌ではなく、仕事を取り巻く環境が嫌ということ。
自分自身は仕事は嫌いではない。
その仕事をすることで関わる人やグループが嫌=仕事が嫌という感覚に陥ります。
自分自身に問題はない。
そう考えた時、大切なことはほんとうの自由を手に入れることです。
じゃあ本当の自由とはなにか。
それは他者から嫌われるということです。
自分が嫌われるということ。それは自分自身が自由に生きている証だというのです。
僕は学生の頃から早く自由になりたいなんて事考えてました。
でも本当の自由は自分の考え方次第ですぐ手に入ったんだと今になって思います。
他人からの評価を気にせず、他人から嫌われることを恐れない。
間違えてはいけないのは他人から嫌われろっていうわけではなく嫌われることを恐れるなという事です。
読んでみるとなるほど!と思えますけど実際はそんな簡単ではないですよね。
今まで生きてきた年数が今の自分をつくっています。
その何十年の自分の考え方をほんの数日で変えることは正直無理です。
僕は周りの空気を読んで発言したり、嫌われないように行動してました。
多分周りから見たら素直な人って思われてると思います。あと単純だとか。
上の人からみると自分のこと扱いやすいと思います。
そこには反抗したら嫌われる。あとで陰口言われるんじゃないかという気持ちがあります。
何か頼まれたら言われた通りにする。そうやって僕は生きてきました。
周りに合わせて生きていく。自分を殺して生きていく。そんなことが当たり前になっています。
周りのことばかりに気を配って生活することは大変です。
そして自分の人生を生きているのではなく他人の人生を生きている感じがします。
悩みの全ては対人関係にある。
まさしくこれだと思いました。