2分で読める子育てエッセイ№931『これ例外もあり?』
ある休日の朝、張り切って買い物に行った。
「今日は冷凍食品が4割引きの日だよね~」
それは月に1回ある割引イベントの日。ワタクシ、シッカリと保冷バックまで用意して行ったのにまさかのトラブル発生。
「え? 割引の日、明日なの?」
シンプルに日にちを間違えた。9時半の時点で、しょんぼりしながらUターン。すると珍しく買い物に一緒に来ていた小4の息子・イチが、ボソッとこう言った。
「せっかく来たのにもう帰っちゃうの? だったらハンバーガー食べたーい」
ちょうどそんな話を昨夜していたばかり。せっかくだからいつものバーガー屋さんに行くことにした。
・・・、10時開店だった。
さすがの2連発は凹む。
どうしようか。ここまで来たらこのまま帰るのもシャクに触る。そう思っていたらダンナがこういい出した。
「奢ってあげるから、ドーナツを買って帰ろうよ」
大逆転ヒットでた~! 奢ってくれるの? 本当に?
これで問題解決したとホクホクしながらドーナツを手に帰路についた。
ところが車の中で、息子がメッチャいい顔をしてこう言い出した。
「今日は~ドーナツだから、明日がハンバーガーね」
いやいやそんな贅沢はしない、と息子に伝えたら息子がさらにこう言った。
「だって、今日はお父さんのおごりでしょ? ハンバーガーはお母さんのおごりだってさっき言ってたよね?」
ひょ~! 言ったけど~、言ったけど~。
すると、ダンナまで楽しそうにこう加勢し始めた。
「それとこれとは別の話だよね? ね~イチ」
勘違い・開店していない・さらに裏切り者のダンナの一言という三種類・三連発のせいで、「早起きは三文の得」というありがたいはずのことわざが思いっきり霞んだ。ことわざも例外もあり? 今後は、このことわざは信用していいの?
ちぇっ。
サポートありがとうございます! 迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ