2分で読める子育てエッセイ№513『社会人になってから慣れました』
小2の息子はクラスメイトの名前を全員「さん」付けで呼んでいる。
小1の時の担任の先生の方針を未だに守っていると思われる。
昭和の時代の小学生だったワタクシからするとちょっぴり違和感。
男の子は「君」か呼び捨てでしょ?
レトロの香りがする。
ある日、帰宅した息子が「公園で桜さん(仮名)と遊ぶ約束をした」と嬉しそうに言った。
最近時計を習っているくらいなのに「何時に」と約束出来ているかアヤしい。
「宿題を終わらせてから集合なんだ」
なるほど。
ワタクシの頃もそうだった。
ワタクシ出来る限り公園には一緒について行く派。
昔は公園に行けば誰かがいてワイワイにぎわっていたけれど、今は事情が違う。
子どもの数が圧倒的に少なく、時間帯によっては本当に人がいない。
学校から不審者情報も出ていた。
今日は・・・まだ2人しかいない。もう少し居ようかな。
しばらくすると別の声が聞こえてきた。
「ごめんごめん、遅くなって!」
え?桜さんって女の子なの?
前もって教えておいてよ~。
息子のガールフレンドとの初めまして記念日。
こんなに早くにやって来るなんて。
ワタクシのドキドキをよそに、息子は嬉しそうに桜さんに挨拶した。
「何して遊ぶ?イチ君。鬼ご(っこ)?いいよ~」
優しいお友達にホッとした。
その後のワタクシこそ不審者だった。
このままここに居た方がいいのか、早々に立ち去った方がいいのか。
息子がガールフレンドからマザコン扱いされるのではないかとオロオロ。
それからというもの、息子の口から出てくる知らない名前にイチイチ
「その子は男の子?女の子?」
と聞く、うざいワタクシ。
「お母さん!さっきも言った。男の子!」
どうしてクラスメイトくらい覚えられないかなというような顔をされるはめに。
やっぱり男の子は「さん」づけでなくて「君」の方がよくない?
桜さんも君付けだったよ?
そうしてもらったら、色々と混乱が無くていいんですが。
だめ?