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kaeruconet
2分で読める子育てエッセイ№966『4回』
ある日、長い間お世話になっている教材で「小学生・高学年への宿題に関する」記事を読んだ。
親はつい「宿題した?」と言いがちだけど、これでお互いが気まずくなるのは避けられない。そこに「見守るのも大事」という、ワタクシには全くもって物足らない言葉をドヤ顔で書かれていたからさあ大変。
「見守る・・・それができないから困っているんですけど」
これで本当に解決するのか、本気のアドバイスなのかと余計にモヤっとした。
※
そこでストレートに息子に訊いてみた。
「宿題やった?って毎日聞かれるの嫌じゃない?」
すると、意外なことに息子はキョトンとしてこう言った。
「え? 嫌じゃないよ?」
うそ~ん。しょっちゅうなんだかんだって怒るじゃーん。そこで、ワタクシもう1つ聞いた。
「さすがに500回くらい言われるのは嫌でしょ? 1日何回まで聞いてもイラっとしない?」
「500回はちょっと・・・」
さすがに多いと思った息子、少し考えてこう返事した。
「4回くらいにして欲しい」
ひょーっ! 1日4回も言われないと宿題しない気?
だったら今まで通りじゃーん。
息子の宿題問題。1㎜も解決しないので途方に暮れる。
だったらワタクシも
「お腹空いた~ご飯作って~!」
を4回言われないと作らない方針にしようかしら。
ちぇっ。
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