№103【ほぼ３０秒で読めるアルアル話・うちのだんなは多分宇宙人？】　『勘違いしているのだったら仕方ない』

うちのダンナは、好き嫌いがほぼゼロ。作るよりも食べる方が専門。そして
「一口ちょうだ～い」
の一口が尋常ではないほど大きいので、遠慮してほしい。

※

ある日、わが家の窓際に謎のトリックを見つけた。

「なにこれ？」
ワタクシ、ここにこんなものを掛けた覚えはない。

もしかしたら、何かを捕まえるための罠かもしれないし、何かを作りかけたアートかもしれないし、最新のアンテナかもしれない。
しばらくあれやこれやと考えていたら、ようやく思い出したあるもの。

「もしかして干し柿に使っていたひも？　もう全部食べちゃったの？」

ふつうの地球人だったら、もちろん言われなくても捨てているハズ。でも、うちのだんなは多分宇宙人。干し柿のひもをこうして置いておけば、また干し柿が生えてくると思っているのではなかろうか。先日、ホームセンターで熱心にキノコの生える原木を観ていたのをワタクシ見かけた。置いておけば生えてくるヤツ。

勘違いしているのだったら仕方ない。うん、きっとそうだ。
地球の、わが家の平和のために、そういうことにしておこう。

※※　あとがき　※※※

2年半ぶりに【ほぼ３０秒で読めるアルアル話・うちのだんなは多分宇宙人？】を投稿しました。もう、筆者ですら懐かしさを感じているこちらのシリーズ。先日、プロフィールを更新した際、丁寧に読んで頂いたフォロアー様、それも2名様よりマガジン登録をして頂きました　Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
せっかくなので、今後ダンナに対し愚痴要素が強めな作品をこちらのシリーズとして投稿しようと思います。楽しんで頂けたら嬉しいです。
どうぞ、応援よろしくお願いします
(^▽^)/