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集客率No.1!インスタを始めるべき5つの理由と正しい運用方法
「Instagramで集客って本当にできるの?」
「Instagramを始めたけど具体的に何をしていいか分からない」
「毎日頑張って投稿しているけど、フォロワーが全然増えない」
最近、そんな声を多くいただくので、疑問や不満を解消できる内容をまとめました。
これを読めば、インスタグラムの原理原則の基本と集客に必要な根本的な考え方を把握することができます。
インスタを上手く使いこなすことができれば、もう高い広告費を払う必要もありません。
SNSを触ったことがない人でも結果が出ている方法なので、ぜひ最後まで読んで理解を深めてみてください。
なぜインスタグラムを始めるべきなのか?
インスタグラムは2010年にリリースされた、画像や動画をメインに投稿するSNSです。
『大切な人や大好きなことと、あなたを近づける』という理念を掲げて、アルゴリズムを定めたりアップデートを行っているため、正しく運用すれば自分の投稿が自動的に興味のある人に届くようになっています。
そんなインスタグラムを始めるべき理由は次の5つです。
市場規模がデカく将来性がある
流行り廃りがないプラットフォーム
商品や店舗の改善ヒントが得られる
コストをかけずに集客することができる
ブランディングにつなげることができる
インスタには本当にたくさんのメリットがあります。
理由①:市場規模がデカく将来性がある
あらゆるSNSの中でも、インスタのアクティブ率は86%とダントツの1位です。
世界では10億人が使用していて、2019年時点でFacebook社(現メタ社)が公式に発表した、日本国内で1ヶ月の間にインスタを頻繁に利用しているユーザー数(MAU)は3300万人でした。
現在の2023年では、恐らく4000万人以上がインスタを頻繁に利用していると予想されます。
日本人の約3人に1人はインスタを利用している
「インスタは若者向け」と考えている人も多いですが、実際に増えているユーザー層は40代〜60代。
40代以降で利用している人の割合は1000万人を超えています。
インスタを利用しないということは、多くの決裁権を持つ人にアピールするチャンスを失ってしまっているということになります。
さらに、インスタグラムは『ハッシュタグ検索』だけでなく『キーワード検索』ができるようになりました。
飽和状態のように感じられますが、使い方によってはまだまだ潜在的な可能性を大いに秘めているプラットフォームといえるでしょう。
理由②:流行り廃りがないプラットフォーム
インスタグラムは豊富な機能が揃っており、SNSという枠を超えた『ライフスタイルアプリ』になりつつあります。
例えば
DMによる連絡
親しい人の近況確認
マップや口コミの検索
直接購入や直接予約の利便性
信頼性の高いハッシュタグ検索
動画やライブによるエンターテイメント
など。
インスタグラムを運営しているFacebook社(現meta社)は莫大な資産を持っているため、次々に新しい機能を取り入れることができます。
今後、新しいプラットフォームが誕生したとしても、すぐに対応してインスタグラムは拡大の一途を辿っていくでしょう。
理由③:商品や店舗の改善ヒントが得られる
インスタでフォロワーが増え始めると、ストーリーズのアンケート機能などを使い、商品や店舗の改善点についてお客様の声を集めることができます。
実際に訪れてくれる可能性がある直接的な声が届くため、お店は意味のある開発・改善に取り組めて、お客様は自分の声が届いた満足感まで得ることができます。
さらに、直接いただいたお客様の声を商品にしているため、売れる確率も極めて高く、集まったお客様の声は、そのままPRなどにも使用可能です。
企業とお客様の距離が近く感じられるのは、SNSならではの強み。
理由④:コストをかけずに集客することができる
「インスタがキッカケで、何かを購入したことがある・どこかへ行ったことがある」というアンケート調査では、約80%が『YES』と回答しています。
そして、インスタ内で直接購入・インスタで直接予約・マップの挿入などができるようになったので、お客様の購買もスムーズに運ぶようになりました。
実際、東京にある『ハンモックカフェ』や、個人で仕事を引き受けている『パーソナルトレーナー』など、インスタのおかげで莫大な利益をあげている人たちも大勢います。
僕自身もインスタ経由で、相談を受けたり、仕事に繋がったことがかなり増えた
通常の広告だと「一回につきいくら(オークションマーケティング形式)」と費用がかかったり、「何人が見て、何人が反応してくれたのか分からない、または自分では分からない」など、正確な効果が数字として把握できないなどの欠点がありました。
しかし、インスタグラムは投稿に対して何人が見てくれて、何人が反応してくれたのかが、正確な数字として把握することもできます。
インスタを上手く活用できれば、わざわざ高いお金を払って効果があるかも分からない広告を出したり、誰も相手にしてくれないチラシを配る必要がなくなります。もう、ホットペッ○ーに月額料金を払う必要もありません。
費用をかけずに高い宣伝効果を狙い、利益を上げていきましょう。
理由⑤:ブランディングにつなげることができる
インスタ内でフォロワーが増え始めると、ブランディングとして活用できます。
来店してくれた人を紹介する
オリジナルハッシュタグの作成
ライブ配信でのポジション獲得
投稿内でロゴやキャラクターの露出
など。
フォロワーが多いというだけでも1つのブランディングになりますが、運用次第でブラディングの幅が広がります。
『タグ付け』や『メンション』してくれた方をエクセルやスプレットシートににまとめれば、お金をかけることなくリスト化まで可能です。
目的に合わせて、適切なブランディング施策を行なっていきましょう。
インスタの運用で大切な3つのこと
インスタ運用で言われがちなのは
「投稿はインスタ映えしていればいい」
「投稿には文字を入れておけば良い」
「とにかく何でも良いから投稿しまくることが大事」
などが挙げられます。
ですが、残念ながらそれは間違いです。
インスタ運用で大切なことは以下の通り。
目的の明確化
コンセプトの設計
短期間で結果を望まない
どれか1つでもかけていると、運用は上手くいきません。
理由を含め、詳しく順番に解説していきます。
インスタ運用で大切なこと①:目的の明確化
インスタを運用していくうえで最重要なのは「インスタを使って何がしたいのか」目的を明確にすること
目的が明確でなければ、運用もターゲットの設定もコンセプト設計もできないので、フォロワーも増えません。
仮にフォロワーが増えたとしても、目的が不明のままでは「ただ運用して何も残らず終わってしまう」ので、まずは目的を設定することが大切です。
例えば
インスタで店舗に集客したい
インスタで商品を買ってもらいたい
インスタで仕事を獲得したい
など。
それぞれの目的に沿った運用やターゲットの設定・コンセプト設計をしていきます。
インスタ運用で大切なこと②:コンセプトの設計
目的を明確にしたら、コンセプトを設計します。
コンセプト設計とは、アカウントの運用方法や投稿内容の核を考えることです。
コンセプト設計を間違えてしまうと目的が達成できなくなるため、慎重に決める必要があります。
例えば、店舗に集客することが目的なのに、どこかに遊びに行ったような写真や趣味の写真ばかりを投稿していても誰もお店には来てくれません。
お店に行きたくなるような、来てもらえるような投稿をする必要があります。
そのために以下のようなことを考えてみましょう。
お店に来てくれそうな人はどんな人か?
その人たちが好みそうなアカウントは?
お店に来てくれるの投稿内容は?
などを考えて、アカウントを作成します。
コンセプト設計は奥が深く、業種業態・競合の有無、その時々で考え方が異なります。
正解はありませんが、コンセプト設計を疎かにしたアカウントはほとんどの場合上手くいきません。
インスタ運用で大切なこと③:短期間で結果を望まない
「SNSなら短期間で結果が出せる・目的が達成できる」と、よく勘違いされている方がいますが、SNSを使っても短期間での結果は望めません。
その理由は、SNSを利用している人は誰も宣伝や営業をされたいとは思っていないからです。
SNSはみんなが交流する場所であり、時間をかけてフォロワーさんとの良好な関係構築をしなければ、信頼を得ることはできず、仕事や集客にも繋がりません。
詳しくは後述しますが、インスタグラムで企業アカウントやオフィシャルアカウントが伸びにくい原因も『関係構築に向いてない』点があげられます。
ごく稀に「3ヶ月でフォロワーが1万人に増えました」という方もいますが、ほとんどの方には当てはまりませんし、信頼はフォロワー数と比例しません。
SNSで結果を出そうと思った場合、予算やモチベーションを考慮して半年~1年と中長期はかかると考えていた方がいいでしょう。
インスタの仕組みを正しく理解して効率よく使おう
インスタでフォロワーが伸びない人は、そもそものインスタの基本的な仕組みを理解していないケースが多くあります。
仕組みを理解せずに運用するのは、ルールが分からないままゲームをするのと同じです。
知らないうちにルール違反をしてしまっていたり、運用においてよくないことをしてしまっている可能性があるため、仕組みは正しく理解しておきましょう。
最低でも以下の項目は押さえておく必要があります。
機能
ルール
アルゴリズム
インスタの仕組み①:機能
インスタの機能は大きく7つに分けることができます。
フィード投稿(必須)
ストーリーズ(必須)
ハイライト
IGTV動画
リール動画(使うべき)
ライブ配信
まとめ(ミニブログ)
それぞれに違った特徴と使い方があります。
もちろん、全てを使いこなせる方が発見タブに載る確率などが上がって、リーチをかけられる人が増えて良いのですが、無理をしすぎて運用そのものができなくなってしまうと本末転倒。
1つずつ機能を理解し、自分にあった機能を活用していきましょう。
インスタの機能①:フィード投稿
フィード投稿は、最も多くのユーザーが使っているメイン機能であり、新規ユーザーがフォローするかどうかを判断するアカウントの『顔』です。
1つの投稿に10枚まで画像と動画を載せることができ、画像にタグ(メンション)をつけたり、画像の撮影場所を表示させることが可能です。
実はフィードに投稿してもフォロワー全員に表示されるわけではなく、後述するアルゴリズムによって、どんな投稿が表示されるかが決められています。
一般的にフィード投稿の70%は見逃されていて、優先された表示でさえも半分は見逃されているため、多くの人に投稿を見てもらうには「後からでも見返したい」と思われるような質の高い投稿をする必要があります。
(※アンケートは2021年に取ったものです)
また、見てもらいたいからといって、連続で投稿しても表示されません。むしろ、ユーザーからすると「邪魔」「うっとうしい」と思われフォローを外されたり、ミュートにされる原因となるため、連続の投稿は避けましょう。
インスタの機能②:ストーリーズ
ストーリーズは他の投稿と違い、24時間で消えてしまう投稿です。
投稿は画面上部に表示され、インスタグラムが親しいと判断した人たちを優先して表示してくれます。
内容は15秒以内の動画や静止画を載せることができ、加工や編集もストーリーズの中で幅広く行うことができます。
ストーリーズでできること
フィルター
エフェクト
GIFの挿入
メンション
ハッシュタグ
音楽の挿入
質問の受付
アンケートやクイズ
など。
フィルターやエフェクトだけでもかなりの種類があるため、実際に使わなければ全てを把握するのは難しいです。
48時間以内なら、どのアカウントが閲覧したかを確認することもでき、ストーリーズの中で起こしてくれたアクションなどもインサイトで詳しく見ることができます。
ストーリーズは、フォロワーとの関係構築にも役立つため普段のフィード投稿ではできない内容を発信していきましょう。
インスタ運用が上手かどうかは、ストーリーズを使いこなせるかどうか
インスタの機能③:ハイライト
ハイライトは、24時間で消えるストーリーズをアーカイブとして残すことのできる機能です。
ジャンル毎に分けて残すことでフィード投稿とは違った世界観を演出することができます。
クリックされやすいように、ハイライトのタイトル(表示されるのは6文字まで)・カバー画像は一目で分かるような形で残すようにしましょう。
ハイライトまで作り込まれているアカウントは少ないため、しっかり対策するだけでも競合と差別化ができます。
インスタの機能④:IGTV動画
※現在はIGTVがリール動画と統合されました。
IGTV動画は、1分~60分の縦長動画を載せることができる機能で、簡易版YouTubeみたいなものです。
投稿すると、フィードとは別で『IGTV枠』がアカウントに表示されます。
IGTVで質の高い投稿ができると、自身のアカウントに多くのユーザーが長時間滞在してくれるので、(後述する)シグナルが溜まり、インスタグラム内でのアカウント評価が上がります。
活用している人は少ないですが、長めの動画を撮る機会が多い人や、動画の編集できる人はドンドン活用したい機能の1つです。
インスタの機能⑤:リール動画
リール動画は、15秒~30秒の動画を載せることができる、最も多くのユーザーにリーチをかけられる機能の1つです。
その理由は、インスタグラム自身がリール動画を推しているからです。
TikTokが流行ったことにより、一定数のユーザーが離れたため、インスタグラムも短尺動画を取り入れ始めました。
その結果、大成功。
インスタグラムのリール動画は、多くのユーザーに見られるようになり、リーチをかけられる数も圧倒的に増えました。
そのため、フォロワーを増やすのにリール動画は最適という訳です。
しかし、リール動画はフォロワーが増える反面、反応しないユーザーまで巻き取ってしまうデメリットもあります。
エンゲージメント率が重要視されるようになった今のアルゴリズムでは、数字を稼ぐだけのフォロワーは獲得しない方がいいでしょう。
僕自身の経験談として、フォロワー500人程度でもリール動画で280万再生近くまで伸びたことがあります。
やはり、ショート動画の爆発力は凄まじい。
インスタの機能⑥:ライブ配信
ライブ配信は、リアルタイムで自分の声や姿を届けられる機能で、2つのメリットがあります。
フォロワーとの関係構築
ストーリーズに優先表示される
リアルタイムの発信なので、コメントされた質問にその場で回答できたり、日頃の発信を生で届けることができるのがライブ配信の強みであり、フォロワーさんとの関係構築に役立ちます。
さらに、ライブ配信中はストーリーズの項目に優先表示されるため、存在を認知してもらいやすくなります。
使っている人が少ないからこそ、活用すればフォロワーさんとの関係性を強く構築できる機能です。
インスタの機能⑦:まとめ
まとめ機能は、自分の投稿や他人の(保存した)投稿をまとめたり、お気に入りの商品や場所をまとめて投稿にできる機能です。
細かくカテゴリーに分けることができて、カタログのような形にすることができます。
商品や場所(スポット)をまとめる際は、150件までカテゴリーとして1つにできますが、自分の投稿は30件までしかまとめることができないので、注意しましょう。
また、カバー写真は好きなものをチョイスすることができます。
インスタの仕組み②:ルール
インスタグラムには2つのルールが存在します。
1つはインスタグラムが定めているルール、もう1つはインスタグラムが定めているわけじゃないけど、人と人の間にある『暗黙のルール』です。
2つ目はモラルやマナーといった方が、分かりやすいかもしれません。
それぞれ解説していきます。
インスタグラムが定める禁止事項
インスタグラムが定める禁止事項は次の通りです。
いじめや犯罪を助長するような投稿
フォロワーやアカウントの購入
他人のなりすましアカウント
詐欺につながる虚偽の投稿
自動ツールなどを使う
自作自演に準ずる行為
他人の個人情報を流す
当然と言えば当然の禁止事項ですが、あいにく行っている人も一定数は存在しています。
禁止事項を破った場合、アカウントが停止させられたり、消される可能性があるので注意しましょう。
最近、ガイドラインの改訂があり『現金や現金に相当するもので人を集めてはいけない(プレゼント企画の注意点)』と付け加えられました。
インスタグラムにおける暗黙のルール
インスタグラム内での暗黙のルールは次の通りです。
フォロワー稼ぎのフォローをしない
ネガティブだらけの発言をしない
不愉快になるような投稿はしない
お店や商品の宣伝ばかりしない
勧誘のDMをしない
など。
SNSは人が見ているもの
ルールとして定められていなくても、自分がされて嫌な迷惑行為は避けましょう。
正しい運用とは呼べなくなってしまいます。
インスタの仕組み③:アルゴリズム
インスタグラム内にはアルゴリズムと呼ばれる、アカウントの評価をするシステムなようなものが存在しています。
アルゴリズムに逆らった運用をした場合、ユーザーに表示されなかったり、アカウントパワー(アカウントの評価)が下がってしまうなどのペナルティを課せられます。
そのため、アルゴリズムについて正しく把握することは、より多くのユーザーへ自分の発信を届ける基本でありながら、極意になり得るのです。
インスタグラム内のアルゴリズムが一体、どのようになっているのかを一緒に見ていきましょう。
アルゴリズムで評価される項目
投稿へのエンゲージメント
ユーザーとのやり取り
投稿頻度
アルゴリズム①:投稿へのエンゲージメント
アルゴリズムの中で最も重要なのが、投稿へのエンゲージメントです。
エンゲージメントとは、投稿を見てくれた人たちの反応のこと。
エンゲージメントに関係する項目
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投稿を見た時間の長さ
投稿内容をより多くのユーザーに届けるためには『発見タブ』に載る必要
そして、起こしてくれるアクションは『いいね』よりも『コメント』
『コメント』よりも『保存』『シェア』の方がエンゲージメントの質が高いと判断されます。
つまり、保存して後から見返したくなったり、誰かにも伝えてあげたいと思われるような投稿をすることが、インスタグラムの運用においては重要です。
アルゴリズム②:ユーザーとのやり取り
インスタグラムは『大切な人や大好きなことと、あなたを近づける』という理念に基づいて、ユーザーとのDMでのやり取りや、ストーリーズでのアクションなどを頻繁に行なっているアカウントの投稿を優先的に表示させます。
そのため、インスタグラム内でのやり取りはアルゴリズムにおいて重要なのですが、投稿だけして自らは『いいね』や『コメント』をしないアカウントが結構多いです。
それだと、フォローはされたとしてもコンバージョンにつながる関係構築ができないので、積極的に自らもアクションを起こしていきましょう。
企業アカウントや公式アカウントが伸びにくい原因も『人間味』をユーザーが感じられず『DMやコメントをしづらい』ことがあげられます。
アルゴリズム③:投稿頻度
インスタグラムでは、投稿の頻度もアルゴリズムでの評価の1つです。
新鮮な投稿ほど優遇され、多くのユーザーに届けることができます。
アカウントを3日以上放置してしまうと、評価(ランク)が下がってしまうため、最低3日に一回は投稿するようにしましょう。
また、アルゴリズムに関係なく、投稿をあまりしないアカウントはフォローされていても存在を忘れられてしまうため、関係構築どころかフォローを解除される原因にもなります。
インスタグラムに限らず、SNSは情報の鮮度が命。
フォロワーが少ないうちは、1日にいくつかの投稿をしてもウザがられることもないので、どんどんと投稿していきましょう。
※アカウントのフェーズによって、投稿頻度は要調整。
フォロワーを増やす正しい運用方法
前述した通り、インスタグラムはユーザー数がとても多く、今も増え続けています。
そのため、どんなジャンルで発信しても競合となるアカウントが存在し、先行者有利で、なかなかフォロワーが増えません。
では、どのような運用をすればフォロワーを増やすことができるのか手順を見ていきましょう。
フォロワーを増やす手順
分かりやすいプロフィール
競合のリサーチ
ジャンルの統一化
継続的な投稿
便益性のある投稿
適切なハッシュタグ
できるだけ多くの機能を使う
自らのアクション
外部からの流入を狙う
1つ1つ順番に解説していきます。
フォロワーを増やす方法①:分かりやすいプロフィール
(※恥ずかしいので、ほとんど隠しちゃってます)
インスタグラムでフォローされるまでの流れは『投稿を見る』⇨『プロフィールが気になる』⇨『フォローする』が大半です。
そして、プロフィールを見にきてくれた人の74%は5秒以内に離脱してしまうため、プロフィールは即座にフォローしたいと思われるような形でなければなりません。
具体的には
プロフィールの設定方法
人間味を感じさせるアイコン
関連性のあるアカウントID
誰なのかが分かる名前
分かりやすい紹介文
クリックされるURL
僕のアカウントを例に解説していきます。
プロフィール設定①:人間味を感じさせるアイコン
アイコンは、パッと見た感じのアイコンがよく分からないものだと、そもそもプロフィールに飛んできてくれないため、自分が写っている画像が望ましいです。
さらに、近すぎる自撮り写真や、遠すぎて誰か判別できない写真よりも、カメラから6歩ほど下がった背景が多めの全身が写った画像の方が良い印象を与えやすいです。
ビジネス感満載の画像(ロゴやビルの写真)は避けるようにしましょう。
プロフィール設定②:関連性のあるアカウントID
アカウントIDは関連性のある設定をすると検索にヒットする確率が上がったり、指名検索されやすくなります。
例えば、僕のアカウントは『〇〇blog』とブログをやっていることが分かり、検索で『blog』と検索した時にヒットする可能性があります。
同じように、トレーナーの方は『trainer』と入れたり、ダイエットをしている方は『diet』とアカウントIDに入れるようにしましょう。
プロフィール設定③:誰なのかが分かる名前
ユーザーに表示される名前にも職業や発信内容を入れるようにすると検索で引っかかる可能性が上がります。
ただし、ビジネス感があり、怪しい名前だとフォローに繋がらないので注意しましょう。
例えば、渋谷で料理の仕事にしている方は『渋谷の料理人』や、プログラミング言語のPythonに詳しい方なら『Python発信者』など。
とにかく、ユーザーに安心感を与えたり、信頼されるような身元や経歴が一眼で分かる名前にすることが大切です。
プロフィール設定④:分かりやすい紹介文
紹介文は箇条書きにして、5秒以内に読めるようにまとめましょう。
例えば
読みやすい紹介文
『発信内容』もしくは『ターゲット』
『フォローするメリット』や『どんな人物なのか』
『押し文句』
『URLのクリック率を上げるキャッチコピー』
スマホだと4行目以降の文章は『続きを読む』をタップしないと表示されないため、前半部分にメリットを伝えた方が興味を持ってもらいやすくなります。
逆に紹介文が長い文章だったり、英語になっているとユーザーは一瞬で離れてしまうので、注意が必要です。
プロフィール設定⑤:クリックされるURL
URLが長いこともユーザーに不快感を与えてしまう原因
離脱率を下げ、少しでもクリック率を上げるためにURLは『リンクツリー』などを使って、短くまとめましょう。
フォロワーを増やす方法②:競合のリサーチ
他の人と似たような発信をしていては、なかなかフォロワーは増えません。
そのため、自分が発信したい内容の競合となるアカウントをリサーチし、差別化を図ります。
例えば、心理学の発信をしたい場合
心理学の発信をしているアカウントの数を調べる
どんな内容を発信しているのかを分析する
他の発信者がしていない内容を探す
被っている場合は組み合わせを使う
基本的には、どんなジャンルでも競合のリサーチ方法は変わりません。
短期で結果を出せるとは思わずに、日々投稿を続けて、数字を見ながら自分の中の伸びる投稿を作っていきましょう。
競合のリサーチ方法①:競合アカウントの数を調べる
まず、自分の競合となるアカウントの数を調べましょう。
競合アカウントの見るポイント
発信者が何人ぐらいいるのか?
それぞれのアカウントの強み
それぞれのアカウントの弱み
市場調査と似ていますが、自分の発信内容がどれくらいの人に需要があるかを把握してから参入するイメージです。
競合のリサーチ方法②:発信内容を分析する
アカウントの需要を調べたら、伸びているアカウントの投稿内容を分析しましょう。
分析するポイント
どんな世界観で投稿しているのか?
使っているハッシュタグ
フォロワーの属性
伸びているアカウント以外にも、伸びていないアカウントの共通点を見つけることも時には勉強になります。
その理由が投稿頻度なのか、デザインなのか、そもそも発信内容が悪いのか、などを分析してみましょう。
競合のリサーチ方法③:発信されていない内容を探す
競合のリサーチを終えたら、発信されていない内容を探してみましょう。
基本的には、思いついたジャンルのほとんどが既に発信されている内容のはずなので、ニッチな投稿になるはずです。
ニッチなジャンルも既に使い尽くされている場合、(後述する)被らない組み合わせを見つける工程に入ります。
競合のリサーチ方法④:被らない組み合わせを見つける
ニッチなジャンルも既に使われていて、介入する余地がない場合、1つのジャンルではなく、複数の組み合わせで発信をしてみましょう。
例えば、ダイエットではニッチなジャンルであるはずの『糖質制限ダイエット』が既に使われていて、飽和状態なら『糖質制限ダイエット×筋トレ』など、何かを掛け合わせることで競合がいなくなるケースがあります。
親和性に高いジャンルを組み合わせて、他のアカウントが発信していない内容があれば、チャンスなのでドンドン挑戦してみましょう。
フォロワーを増やす方法③:ジャンルの統一化
投稿する内容は「何でも良い」というわけではなく、統一感が重要です。
プロフィールに来たら、食べ物・海・遊んでる様子・ペットの写真・自撮り写真など、投稿内容がごちゃごちゃしていると、フォローしたいとは思われません。
仮にフォローされたとしても、興味のない投稿が続くと「このアカウントの投稿、思っていたのと違う」と思われフォローを外す原因になってしまうので、投稿内容は統一することが大切です。
個人アカウントとして運用するなら、ジャンルは最低でも3つまでに絞りましょう。
投稿の配列もキレイに整えると、よりフォローされやすくなります。
投稿の配列例①:3つのジャンルを縦1列ごとに分ける
3つのジャンルを縦1列ごとに分けて投稿することで、配列がキレイに見える方法です。
ユーザーには3本の『線』のように見え『線』には、心理的に安心感を与える役割があるので、発信する内容によっては、あえて縦1列ごとに投稿を分ける選択肢もあり。
ジャンルが分散する分、集まるフォロワー層も様々になりますが、投稿がキレイに見えるので、比較的フォローされやすい分け方になります。
投稿の配列例②:2種類のジャンルを交互に投稿する
2つのジャンルを発信して、交互に投稿していく方法です。
チェック柄のような配列になり、心理的にチェック柄は緊張感を与える役割があるため、真面目な投稿をするアカウントには最適かもしれません。
見てくれたユーザーにインパクトを与えやすい配列
投稿の配列例③:ジャンルを1つに絞る
ジャンルを1つに絞り、ひたすら世界観を作っていく投稿方法です。
ジャンルを絞る分、狙ったターゲット層に投稿が届きやすくなりますが、ほとんどの方が『ネタ切れ』『伸びない』という悩みによって投稿をやめてしまうことになります。
豊富なネタを持っていたり、長期間伸びなくても続けていける方は1つのジャンルに絞って運用していくと、目的達成は、3つの中で最も早くできるかもしれません。
フォロワーを増やす方法④:継続的な投稿
当然ですが、伸ばしたいなら継続的に投稿をしなければいけません。
継続的に投稿するメリット
投稿の数だけデータが取れる
投稿しないと新規のフォロワーが増えない
投稿頻度が3日以上空くとアカウントの評価が下がる
できれば毎日投稿が望ましく、フォロワーが少ないうちは1日に何投稿かしなければいけない場合もあります。
詳しく見ていきましょう。
投稿を継続するべき理由①:投稿の数だけデータが取れる
インスタグラムを伸ばすには『投稿⇨分析⇨改善⇨投稿』のサイクルが必要不可欠です。
継続的に投稿しないと取れるデータの総量が減ってしまうので、どんな投稿が伸び、どんな投稿が伸びないのかを把握することができません。
結果的に『分析ができない』⇨『改善ができない』⇨『投稿が伸びない』⇨『諦めてしまう』ことになります。
毎日、投稿を考え、作るのは大変かもしれませんが、ある程度伸びる型が分かれば、テンプレート化できるので、慣れるまでは継続するようにしましょう。
ちなみに行動の継続習慣は21日間続ければ、身につくとされています。
投稿を継続するべき理由②:投稿しないと新規フォロワーが増えない
ユーザーにアカウントの存在を知ってもらうには、まず、あなたの投稿を見てもらわなければいけません。
10日に一回しか投稿しない人と、毎日投稿する人だと、あなたの存在を知ってもらえる機会が多いのは、毎日投稿する人なので、必然的にフォローされる確率も上がります。
インスタグラムで伸び悩む人は、総じて投稿頻度が少ない人です。
できるだけ投稿の頻度を増やして、多くのユーザーに発信内容を見てもらえる機会を逃さないようにしましょう。
投稿を継続するべき理由③:アカウントの評価が下がる
前述した通り、インスタグラム内には独自のアルゴリズムが働いていて、投稿頻度の少ない人は、アルゴリズムによって放置アカウントと見なされ、評価を下げられてしまいます。
アカウントの評価が下がってしまうと、発見タブに載りづらくなったり、ハッシュタグ検索でも引っかかりにくくなるため、結果的にフォロワーが増えません。
新たにインスタグラムを伸ばそうと思ったら、放置していたアカウントでの運用は諦めて、アカウントを作り替えるようにしましょう。
フォロワーを増やす方法⑤:便益性のある投稿
4000万以上のアカウントが存在する中で、ただ普通に写真を投稿しているだけでは、フォロワーは増えません。
伸びるアカウントの投稿には、便益性(役立つような知識・すぐに使えるノウハウなど)が必ず含まれています。
『いいね』『コメント』『保存』『シェア』されるような投稿を心がけていきましょう。
特に『保存』『シェア』はエンゲージメントの中でも重要な指標となっているので「もう一度見たい」と思われるような投稿をする必要があります。
便益性のある投稿例
問題を解決する投稿
情報をまとめた投稿
ランキング形式の投稿
もちろん、コンセプト設計に沿ったことが前提です。
便益性のある投稿①:問題を解決する投稿
これまでの人生を通じて、自分の悩みや不満を解決した方法を投稿してみましょう。
あなたと似たような悩みや不満を抱えている人は大勢いるので、反応率が一気に上がります。
例えば
問題を解決する投稿例
悩みを解決した方法:『インスタが全く伸びなかったけど、〇〇したら伸びた!』
不満を解決した方法:『給料が少なかったけど、〇〇したら生活が楽になった!』
「自分に発信することがない」と思っている方でも、これまで悩んできたことや不満に感じてきたことはあるはずなので、解決した方法を発信すればターゲットにも刺さる内容となります。
便益性のある投稿②:情報をまとめた投稿
普段から自分が発信していることや、役に立つ情報・共感できる情報を簡潔にまとめた投稿をしてみましょう。
他の投稿を見返す必要がなくなるので、保存される確率が上がります。
情報をまとめた投稿例
自分の投稿まとめ:『〇〇に行って分かった5つのこと』
役に立つ情報まとめ:『格安で旅行に行ける3つの方法』
共感できる情報まとめ:『筋トレしてる人あるある10選』
1つの投稿で多くの情報を得られる投稿は保存されやすい傾向にあります。
ぜひ、実践してみましょう。
便益性のある投稿③:ランキング形式の投稿
ランキング形式の投稿も人気があり、伸びやすい傾向にあります。
ランキングには『バンドワゴン効果』という心理効果が働き、ユーザーは無意識に見たいと感じます。
ランキング形式の投稿例
『面白かった漫画ランキング』
『感動した映画TOP10』
『辛かった仕事ランキング』
ランキングだと、ネタもなかなか切れないので、ぜひ試してみてください。
フォロワーを増やす方法⑥:適切なハッシュタグ
ハッシュタグは元々、投稿される画像が何なのかをインスタグラムが判別するためのもの
そのため、適当にハッシュタグをつけていると、インスタグラムは何の画像が投稿されているのか理解することができず、本来の機能を果たすことができません。
自分の投稿した画像が何なのかをインスタグラムに理解してもらうためには、適切なハッシュタグをつける必要があります。
ハッシュタグをつける際のポイント
カテゴリを意識したハッシュタグ
投稿内容にあったハッシュタグ
ハッシュタグの数
ハッシュタグの重要性は少しずつ下がってはきている
しっかりと対策していきましょう。
適切なハッシュタグ①:カテゴリを意識したハッシュタグ
インスタグラムは投稿された画像を『カテゴリ』に振り分けていて、ハッシュタグはカテゴリに振り分けるための役割があります。
例えば、カフェの写真を投稿する場合『#カフェ』『#カフェ好き』『#カフェスタグラム』とハッシュタグをつけることで、インスタグラムは投稿された写真を『カフェカテゴリ』に振り分けてくれるので、ハッシュタグ検索で『#カフェ』と調べた時に表示されやすくなります。
カテゴリに振り分けてもらうためには、ハッシュタグを『ビッグキーワード』『ミドルキーワード』『スモールキーワード』に使い分けましょう。
など。
地域やお店の名前を入れておくと、行きたいお店を探している人などにヒットする確率が上がります。
適切なハッシュタグ②:投稿内容にあったハッシュタグ
インスタグラムはアップデートを幾度も重ねて、投稿された画像を判別することできるようになったため、投稿した画像にあったハッシュタグをつけなければいけません。
例えば、食べ物の写真を投稿しているのに、食べ物とは関係のない『#FX』『#トレーダー』『#ネットビジネス』などのハッシュタグをつけても検索した時に表示されにくくなります。
現在、インスタグラムが識別できる画像は
料理(イタリア料理やインド料理などまで識別)
動物(猫・犬・鳥の種類まで細かく識別)
人(男性・女性・服装・表情まで識別)
場所(室内・室外・お店まで識別)
など。
これまで投稿された35億枚の画像とハッシュタグを使い、AIがかなり具体的に画像を判別してくるので、画像と関係のないハッシュタグをつけても逆効果です。
ハッシュタグは投稿内容にあったものを使いましょう。
日々識別できる範囲が広がっているため、いずれハッシュタグが不要になることも考えられます。
※現在では、ハッシュタグはほとんど不要
ハッシュタグをつける理由が「ユーザーに検索されるため」と意図が変わりつつある。
適切なハッシュタグ③:ハッシュタグの数
ハッシュタグの数は30個までつけることができますが、つける数が多ければ良いわけではありません。
前述した通り、投稿した画像と関係のないハッシュタグをつけても表示されくくなってしまうため、投稿する画像によって、適切な数がそれぞれ変わります。
ハッシュタグの数の目安は5個~20個
ちなみに公式が推奨している数は3~5個ですが、大切なのは数字にこだわるのではなく、投稿のたびに適切なハッシュタグを選定することです。
フォロワーを増やす方法⑦:できるだけ多くの機能を使う
フォロワーを増やすにあたって、インスタグラム内にある機能をできるだけ多く使うことも重要です。
今のインスタグラムでフォロワーを増やすためには、如何に『発見タブ』に表示させられるかがカギを握っていて、機能を使えば使うほど、発見タブに表示される確率は高まります。
特にリール動画と IGTV動画は、フィード投稿とは違ったアルゴリズムで動いているため、フォロワーの数に関係なく発見タブに表示される可能性が高いです。
まだ使っていない方は、ぜひ取り入れていきましょう。
フォロワーを増やす方法⑧:自らのアクション
自分のアカウントを少しでも多くの方に認知してもらうために、自らのアクションを起こす必要があります。
例えば、他のユーザーに対して『いいね』『コメント』『フォロー』『DM』など。
特にフォロワーが少ないうちは、発見タブにも載りづらく、地道に認知を広げていくしかありません。
ただ、注意しなければいけないのが、いきなり「フォローしてください」や「投稿を見てください」などの催促をしないことです。
営業感が出て、相手は警戒してしまいます。
普通に仲良くなるように自然に接する
まとめ インスタグラム(SNS)はとても奥が深い
この記事を読めば、インスタグラムのことが大体分かるように書きましたが、恐らく実践していく中で分からないことがたくさん出てきます。
例えば
「分析ってどうやってやるんだろう?」
「どんな投稿を作ったら良いんだろう?」
「デザインはどうしたら良いんだろう?」
「そもそも投稿ってどうやって作るんだろう?」
など。
それぞれアカウントによって答えが違い、正確な解答はありません。
もし、インスタグラムを運用していて、分からないことなどがあれば、お気軽にご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。