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得意不得意

人はそれぞれ得意不得意がある。
私にとっての不得意のうちに入るのが、文章をつづることと、片づけること。
Noteの存在を忘れていたわけではないけれど、言葉がうまく出てこなくて、何通もの下書きのままの投稿が溜まっている現実。

小さい頃から本の虫でとにかく本を読むことが大好きだった。
学校の図書室が落ち着く場所で、書店が大好きでただブラブラしながら面白そうな本を探して出会うのが楽しみで仕方がない学生時代。

小学生の頃はまったのが、伝記物、特に戦国武将。日本史も好きだったし、子供向けに書かれていたアガサクリスティー。親の本棚に置いてあった赤川次郎なんかも時々拝借していた。

中学生になり、お小遣いをもらったら迷わず小説に注ぎ込んでいた。登下校の電車の中、学校の休憩時間、家に帰ってからとにかく毎日小説を肌身離さず読んでいた。
学校の図書館がすごく充実していて(だからこの学校を受験すると決めた一つの要因になったくらい)、青い鳥文庫はほぼ全巻制覇したし、そこで宗田理さんという私の人生を変える作家さんの本にも出会った。

高校生くらいになって町の古本屋さんを知り通い詰めて店主さんが私が好きな作家さんの物を入手したら取っておいてくれたくらい。学校帰りにひとり、古本屋さん巡りをするのも好きだった。

大学生になっても、社会人になってもそれが変わることはなく、毎年夏のブックフェアで新たな作家さんに出会うのが楽しみだったのが思い出される。

ひとつこだわりがあって、自分の大好きな作家さんの本は手元に置いておきたい派だったので、一度図書館で借りて読んだとしても自分で買ってコレクションしていた。そんなことだから実家の私の部屋にはたぶん500冊くらいあると思う・・・ミニマリストの人からすれば衝撃よね。

これくらい本の虫なのに。。。文章作成能力がからっきしダメで、親にも先生にもよく首をかしげられていた始末。
今思えば、本の世界にタイムスリップするように文章を頭の中で映像化して、そこに自分自身も入り込むのが好きだったのかもしれない。

アメリカに来た時、一番ショックだったのが本を読めなくなったこと。その当時はKindleとかもあまり普及していなくて、トランクに詰め込んできた数冊の小説が心のよりどころだった。毎回、数冊ずつ持ってきたり、日本に完全帰国する方に譲ってもらったりと気が付けばまた結構な小説が溜まってきている。
デジタルで読めばというのもわかるけれど、私はやっぱり紙で読むのが好きです。

そんな私が綴る不定期のNoteです。

あなたにとっての得意不得意は何ですか?



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