マッサージの日。
今日は大晦日ということで、いよいよ1年の中でも最後の1日を迎えた。
が、このnoteはいつも通り、何気ない日常の出来事について書いていく。大晦日だからといって特別なことは何もないスタイル。
さて、昨日は「マッサージ屋さんでマッサージをしてもらう」という経験をした。
接骨院とかでマッサージを受けたことはあるけど、60分もの長い時間マッサージを受けたのは初めてのこと。
結論から言って最高だった。これほどの極楽がこの世にあるとは思わなかった。
私が受けたのは、60分3,800円で全身をケアしてくれるマッサージ。
担当してくれた人が、人間とは思えないような腕の太さをしてるゴリラのようなヒト。
顔はマスク越しにもわかるような爽やかな雰囲気なだけに、腕、肩周りとのギャップがすごい。
あんな腕のヒトにマッサージされたらどうなっちゃうんだろうかと、少しドキドキしながらベッドに横たわるも、初手の絶妙な力加減で「このヒトは上手い」と確信した。
序盤は背中周りからスタート。
この日は、前日にフットサルをやっていたこともあって腰、背中周りがめちゃくちゃ張っていただけに、強すぎず弱すぎずの絶妙な力加減でのマッサージがとても心地良い。
まずは背中周りをじっくりほぐしていき、次第に腰、お尻と移動していく。
お尻周りのコリもまたすごい。
ゴリゴリやられてるわけでもないのにめちゃくちゃ効いてる感がある。
一押しごとに蓄積された疲労がほぐれていくような感覚。
この辺りから少々記憶が乏しい。
隣で肩甲骨剥がしの施術を受けていた妻いわく、店内に響き渡るほどのいびきをかいていて恥ずかしかったとのこと。
いびきって何のことだろう。寝てた記憶はないんだけどな。
私が記憶を取り戻したのは、鼻詰まりが急に苦しくなったときのこと。
うつ伏せで施術を受けていて、急に鼻水がドバドバ溢れてくるような感じになった。
担当者いわく、血行がよくなると老廃物を出そうとするから良い反応が出てますねと言っていた。なるほど、そういうものなのか。
気づいたときには足周りのマッサージに移行していた。
もも裏、ふくらはぎと移動していくんだけど、もも裏を押す手がとてつもなく気持ち良い。
普段、自分でもストレッチをしたり手で揉んだりはしてみてるけど、自分の手では届かないような筋肉の奥深くまで刺激が届く。
ここ最近で最も厄介な痛みを抱えているのが「脛骨周り」いわゆるスネの部分なんだけど、ここもしっかりほぐしてもらった。
これはたぶんウーバー稼働の運転による疲労が蓄積されている部位なんだけど、いつも詰まったような鈍い痛みがあって、ひどいときは膝から下を外したくなるぐらい痛い。
施術が終わった後には詰まりが解消されて自分の足とは思えないぐらいに軽さを感じた。
最後に首、肩周りを軽くほぐしてもらって時間終了。
これほど自分の自分の身体を時間かけてほぐしてもらったのは初めてだ。
担当者からは、全体的にかなり固かったから、それだけ疲労が蓄積しているんだと思う的なことを言われた。
驚いたのは、特に自覚がなかったんだけど肩こりがわりとひどいらしい。
でも、実際にそういう人はいるみたいで、肩が凝ってる自覚はないんだけどある日突然ものすごい痛みやめまい、頭痛に襲われて肩こりが原因だったなんてこともあるんだとか。
自覚はないけど肩こりがあるんだという意識は持っておいた方がよさそうだ。
いやしかし60分がこれほどあっという間に終わるとは思わなかった。
ぶっちゃけ、マッサージ屋さんのマッサージはそれほど期待値は高くなかった。
特に知識もない人が当たり障りのない研修を受けて施術するんだろうぐらいにしか思っていなかったけど、全然ちがった。たぶんあの人たちの筋肉と身体の構造に関する知識はかなり高い。
もちろん、施術を受ける店舗にもよるとは思うけど、妻の担当者もすごかったらしいので、当たりの店舗だったのかも。
だいぶ身体が軽くなって新しい年を迎えられそうだ。
また機会があればぜひ利用してみたいと思う、初めてのマッサージ体験だった。