小平奈緒さんのマスク姿に思うこと~ブログ転載コラム
ブログで、長野県の聖火リレー最終走者の小平奈緒さん(スピードスケート金メダリスト)が、マスク姿で走ったことについて書きました
その後、本人がインスタグラムにメッセージを投稿し、その思いを確認させてもらいました。メッセージの詳細には触れませんが、小平さんが自分の思いを「マスク姿で走る」ことで表現したのだと理解したところです。
新型コロナウイルスのパンデミックが続く状況は人類史上に残る厄災であり、この世に生きる誰もが大なり小なり影響を受けているという「緊急事態」なのです。国の対応がクルクルと変わる中で、私個人は一貫して「自主的緊急事態宣言」を継続しています。
その中で実施している聖火リレーについて、私はどうしても手放しでは歓迎できません。願わくば「中止もしくは無観客開催」が望ましいと思っています。公道で行う限り、人の流れを制限できませんので、「密」になることは絶対に避けられません。
小平さんのマスク姿をメディアがどうとらえたのか注目しましたが、その思いを伝えた記事はほぼ皆無でした。これは非常に残念なことです。私は直観的に「マスクを着用して走ったのはスゴイ」と感じたのですが、メディアの方々はそうは思わなかったのでしょうか?
新型コロナウイルスから自分や家族、大切な人を守るために一人ひとりが今やるべきことは、感染防止の最大限の努力です。華やかであるべき聖火リレーのランナー(小平さん)が、マスクをして走る姿を見て、私は改めてその思いを強くしました。
50年、100年後のアーカイブで、新型コロナウイルス下での聖火リレーの象徴的シーンとして描かれるに違いありません!!
※ブログ「気まぐれトーク」より転載しました
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