チップ文化とお客様は神様なのかについて考えてみた!
どうも、『お腹いっぱい』から『ご馳走さま』までが長い系女子の私です🙋♀️笑
目の前に食べ物があったらついついダラダラ食べちゃうよね←ダメ人間
海外でレストランに行く度にずっと不思議に思ってたことがある。
それは『払った(テーブルに置いた)チップは誰のものになるのか』ということ。
そもそもチップとは
”規定料金とは別に、サービスを受けたことに対して
心づけとして相手に渡す現金を指す。”(ネット調べ)
チップ文化のない私たち日本人には馴染みが無さすぎて
初めてチップが必要な国に行った時は
「絶対払うもんなん?!」「何%払えばいいの?!」
「タクシーでも払うの?!」ってパニックになること間違いなしやと
思うねんけど、私はこのシステム良いなーと思ってる。
チップ争奪戦
例えばレストランの場合
ウェイターの人数、レストランの規模に関わらず
お客さんが置いていくチップは基本的に税抜き金額の15〜20%。
そこで出てくるのが『一体それは誰のものになるのか』という疑問。
早い者勝ちなのか、テーブルを片付けた人のものなのか、
はたまたキャッシャー(レジ係)の独り占めなのか。
めちゃめちゃ気になる←
だから、カナダ人の友人に聞いてみました❗️
結果、チップはそのテーブルを担当したウェイターのもの💵だそうです。
当たり前っちゃ当たり前ねんやけど、ちゃんとルールがあることにホッ😌
早い者勝ちなんて言われた日にゃ、もうこっちまで気が気じゃないよね(笑)
なかには担当テーブル以外のチップもコソコソ持っていく人もいてるらしく
悲しいことにセコイ人間は全世界どこにでも存在するみたい😱
”お客様は神様”なのか
度々、テレビやネットでも(悪い意味で)話題になってるこのワード。
個人的にはお客様は神様じゃないし、
神様なら神様らしくして欲しいと思ってる🤣
本当は『客』と『従業員』は平等であるべきなのだ。
基本的に客がお金を払っているのは『商品』に対してであって
提供された『サービス』にではない。
日本にはチップの代わりにレストランやホテルでサービス料が
加算されている場合があるけど、あれはサービスを提供した人に
直接入ってくるわけじゃないからチップとは少し違う。
(チップの代理収受という考え方でしたが、現在ではホテルの収入の一部としての認識が定着しています。ネット調べ②)
”心づけ”も海外のチップ文化のように明確な基準がないし
旅館の中居さんだけが貰えるという不思議。
食事会場の従業員だって頑張っていますよ(元バイキング担当の声。笑)
なぜチップ制度がいいなと思うのか
なにはともあれ、「接客の質」が上がると思う、シンプルに(笑)
(少なくとも私の質は上がる←)
別に現在進行形で手を抜いてるとかじゃなくて、
今の自分の接客を100とするなら軽く120は超えていけると思う←
ただでさえ『海外の店員は雑』とか『日本の接客は凄い』って言われてるのに
日本にチップ文化が爆誕したら、もうヤバいんじゃないか(急な語彙力の低下)
そうなった暁には客側も神よりシビアに判断すればいいのだ。
『素晴らしい接客だった』と思えばチップを弾めばいいし
『ダメだ、こいつ』と思えば払わなくていい。
そうすれば「お客様は神様だろ」なんてとんでもない上から目線も無くなるのでは
なかろうか(笑)
世は神様よりも平等な審査員を求めている!(多分)←
最後に
今回この記事を書くにあたって初めて「お客様は神様です」という言葉は
歌手の三波春夫さんが
「舞台に立つとき、敬虔な心で神に手を合わせたときと同様に、心を昇華しなければ真実の藝は出来ない」
という意味で仰ったのに、
今や全然違う意味でひとり歩きしていることを知りました。
そして、そのことについてご本人が著書で
「人間尊重の心が薄れたこと、そうした背景があったからこそ、この言葉が流行ったのではないだろうか」
と、語られた一部をオフィシャルサイトで拝見し
言葉を発信する事の難しさと面白さを痛感😲
自分の思うことをツラツラ書いてみたけど、
リゾバ先の先輩と軽い気持ちで始めた「チップ欲しいわ〜」の会話から
まさかの学びにまで発展しました🤣
いやー、それにしてもチップ欲しい(金の亡者復活。)