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【日本酒】酒匠講習会レポ(2日目)
過去記事:【1日目】酒匠講習会
2日目は8時半受付開始の9時講習会でした。
昨日の疲れも残っていて、少々寝不足の状態ではありましたが… 昨日と同様の席につきました。
講習会2日目は焼酎を基本としたテイスティングトレーニングでした。
2日間のプログラム
1日目:日本酒テイスティング
2日目:焼酎テイスティング
香味特性別分類及びテイスティング結果の視覚化
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49774590/picture_pc_6c31cf0912837f7b9b3312c3105651b4.jpeg?width=1200)
昨日と同様、焼酎に関しても多くのサンプルが配られました。
唯一違ったところと言えば、焼酎は度数が高いので基本的にはお水と1:1(トゥワイスアップ)でテイスティングをするといったところでした。
初めはストレートで香り・味を感じ、次はトゥワイスアップで再度香り・味を確かめることを繰り返しました。
料理との相性検証
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49791768/picture_pc_c58f7d174e624892321806613db7e918.jpeg?width=1200)
お昼11時半頃、昨晩の日本酒テイスティングで料理との相性検証で配られたものと同じ内容のお弁当が配られました。
焼酎にも日本酒と同様、香味特性別に見ると4タイプに分類分けされます。
・フレーバータイプ(フルーティーな香り)
・ライトタイプ(軽快でシンプルな味わい)
・リッチタイプ(濃醇な味わい)
・キャラクタータイプ(スモーキーな香味)
・ウイスキー(強い樽香と高いAlc度数)
・焼酎ハイボール(炭酸ガス、軽快さ)
日本酒の4分類とよく似た分類分けです。
過去の記事に詳しく記載しているので、興味がございましたらぜひご覧ください。
過去記事:【日本酒①】日本酒チャートについて
最近流行りの焼酎ハイボールもサンプルに追加され、面白い比較ができました。
「炭酸が口の中を洗い流してくれるので、日本人ではそれがリセット=美味しいに繋がる」
焼肉を食べている時はビールしか飲まない私なので、なるほど腑に落ちるました。さらに、料理に合うお酒を検証する際の「美味しい」について、非常に興味深い解説をいただきました。
「美味しい」を感じる条件
①同調(相乗効果)
②第3の味が生まれる(ワインの世界ではマリアージュ)
③料理の邪魔をしない(洗い流す)
④お酒が美味しくなる
×お酒と料理が反発
×後味にえぐみ、苦味
④から①にかけて、説得力は増すとのことでした。
お料理との相性を相手に伝える際にぜひ参考にしたいところです。
この日もお昼はお弁当が出ました。
THE和食。おいしかったです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49774649/picture_pc_2fcb2bbb17e73725dc7f48589c6c221b.jpeg?width=1200)
お昼からもひたすら焼酎のサンプルをテイスティングしては分析するといった作業を繰り返しました。
二日目は17時に終了し、18時までは自主トレーニングの時間となりました。
私は遠征組だったので、次の日の仕事のことも考えて講習会終了後すぐに岐路へつきました。
2日目に用いた焼酎
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49791913/picture_pc_26cec1101945c34ef710340e658a79c9.jpeg?width=1200)
こちらも一日前と同様、圧巻でした。写真撮りたくなりますよね。
二日間の講習会を通じて
講習を受けに来られていたのはほとんどが飲食関連のお店を持つ店主や女将さん、飲食関連のお仕事をされている方だったように感じました。
一般消費者で、普段は飲食とは全く別の仕事に就いている私は少し珍しかったのではないかと思います。
それでも、この講習会でNPO法人FBO研究室長 長田先生や、SAKE女の会代表理事 友田先生の貴重なお話を聞かせていただいたことで、一人の和酒消費者としてこの魅力をどのように発信していくべきなのか、多くを考えさせられた二日間でした。
今後も溢れる魅力がいっぱい詰まった、日本酒・焼酎に関する情報をこのnotoを通じてお伝えしていけたらと思っています。
それでは。
当記事を読んでいただきありがとうございました。
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次回は二日目のレポートをします。
ぷらずまいこ