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「なんだ、そういうことか」

私たちの最終目的地は
モークシャ(自由、解脱)。

最終目的地と言うと、
すごく遠くに感じますが、

でも本当は
自由も幸せも、
何も遠いところにある
特別なものではないと思うのです。


それは
今すでに「ここ」にあるもので
そこにただ気づけば良いもの、

つまり私たちはすでに
最終目的地にいたことに気づくこと。


今、頭でイメージしているような
手が届かないような
自由や幸せはたぶん
本当の自由や幸せではないと思うのです。

それはただの幻想。

その証拠に私たちは
何かを追い求めて頑張って、
ようやく手に入れたとしても

一瞬喜びや満足感で満たされても
また次の瞬間から
別の何かを追い求めはじめます。


なかなか思っていた場所に
たどり着かない感覚がして

あれ〜おかしいな、
なかなか幸せにならないぞ、
なかなか自由なならないぞ
なかなか満足できないぞ、と

私たちは
キョロキョロ周りと比べながら
また何度も何度も必死に
最終目的地を探し続けます。


でも本当は
今ここにある
自由や幸せに「気づき続ける」ことが
全てで
その積み重ねが

自分は
最終目的地にすでにいることを
思い出させてくれます。


最終目的地と言うと、
果てしなく遠くに感じますが、

実は一番近くにある、
今ここが最終目的地。


辛い環境にある人、
大変な状況にある人が
なかなかそうは思えない気持ちは
すごくよく分かりますし、

私も
いやいや納得がいかない!と思うときも
たくさんあります(笑)


それでも、
私たちはすでに最終目的地にいて
自由と幸せは今ここにある、
自分の中、
自分の手の中にある、

この真理に気づいて
「なんだ、そういうことだったのね」
と気づいた人から

本当に自由で満たされた
穏やかで心地の良い
今ここ(最終目的地)を生きることが
できるのだと私は思います。
 


アーユルヴェーダの知恵、
ヨガや瞑想の習慣は
常に私たちにそれを思い出させてくれます

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