ツイ消しってかっこよくね?


"ツイ消しは甘え"


ツイッターの世界にはこんな言葉がある。

一度したツイートを削除することは自分の行動に責任感を持っておらずダサいという意味である。

芸能人やインフルエンサーの発言が炎上し、ツイ消しをすることを「あいつ逃げやがっただっせw」
と指をさして笑う人もいる。


本当にそうだろうか?


1.自分の非を認め、改善できる人は素敵だ。


何らかの理由でテンションが上がり、勢いでしてしまったツイートを見返して消えたいと思うことは誰しもあるだろう。

問題はその後の行動だ。

そのツイートを見てダサいと思う人もいるかもしれない。だからツイートしたものの人に見られたくないからやっぱり消す。

何もおかしいことはない。ダサくなどない。

「俺はもうツイートをした!だからもう後戻りはできねえんだ!ツイートは絶対に消さねえ!」
という方がダサくないか?

確かに自分の意思を貫くことは大切だが、あまりに意固地になり自分の意見を曲げない人は煙たがられる。

岡本太郎のように周りに流されず自分を貫く人は本当にかっこいいし、そんな人になりたいと思う。しかし、自分の間違いや非を頑なに認めない大人は反面教師にすべきだ。

ツイートしたもののこれは違うなと感じたなら、すぐに行動を改められる人の方が素敵だ。 

だから僕は思う。

ツイ消しはダサくない。むしろかっこいい。


話が少し逸れるが、僕が好きなミュージシャンがインスタグラムのストーリーを数時間で消していて、少し惜しい気持ちになったことがある。

「この人の投稿は消えることがあるから、フォローしてこまめにチェックしよう」

という風に希少性をブランディングできることもあるかもしれない。


2.間違う人が羨ましい


人は変化する生き物だ。

子供の頃乗れなかった自転車に今は普通に乗れるように、できなかったことをできるようになる能力が僕らにはある。

行動し、間違え、そこから学び修正し、また行動する。その繰り返しで前に進んでいくものだ。

間違いをしなければ学べることもなく面白みもない。映画や漫画だってピンチの展開があるからこそ、それを脱した時が面白い。

人は間違いや失敗をすればするほどレベルアップし、唱えられる呪文が多くなる生き物なのだ。

だから間違えてる人を見たらこう叫ぼう。

「お前間違ってるじゃん羨ましいなコンチクショーーーーーーーー!!!!」

そんな世界になったらいいのにと今日も願う。


3.諦めることは逃げではない


"会社を辞めることは逃げ"

などと言う人がいるが、僕はそう思わない。


なぜなら、辞めることは後ろに引き返しているわけではなく、「辞める」という道に前進しているからだ。

挑戦していた何かを諦めることや、勤めていた会社を辞めることは「諦める」という選択肢を選んでいるのである。それも勇気ある決断だ。

どんな答えでも、人が必死に悩みぬいて出した結論なら価値があると僕は思う。

道を選んだら、あとは思いっきり突き進むだけだ。

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