#517 学校から出て、社会と繋がる部活動
2024.1.27.
1月は例年年賀状からの「元気?久しぶりに会おうよ」の会合が入りやすい時期だけど、今年は本の出版もあって、小中高大社会人の同期や先輩後輩などいろんな方に会う機会がフィーバーしていた。本日が恐らくラスト!楽しみ!
先日、ミラクルナインというクイズ番組を見ていたら、珍しい部活についての問題が出ていて、2つの部活について紹介されていた。
★キムチ部(大阪偕成学園高校)
週3日活動があり、キムチの研究をする部活。学校の近くにコリアンタウンがあり、もともとキムチは多少身近な存在だったらしい。
ただ調べるとか、自分たちで作ってみるだけの活動ではなく、このキムチ部の活動範囲は広い。
・キムチの作り方についてお店に聞きに行く
・保護者などに対してキムチの作り方講座を開催
・漬物グランプリという大会に参加
・大豆ミートを使ったオリジナルキムチ(×キムチという名前)を作る
・創部1年にして×キムチが漬物グランプリで優勝
・商品化される
勝手に作って食べるとか、取り寄せて食べ比べするとかを想像していた…。突き詰めるってすごいことよね。
★掃除部(川口工業高校)
カラフルなつなぎを着て、放課後清掃活動に取り組んでいたのは「掃除部」の高校生たち。ミラクルナインの紹介動画では、「やってあげていると思うなら止めよう」と部長が声をかけていた。
元は放課後掃除をしていた先生の手伝いから始まったというこの部活。こちらも活動範囲が広い。
・普段の活動は校内と周辺の掃除
・掃除道具についての研究
・2022年のゴミ拾い甲子園で優勝
・年2回の合宿では、ワックスがけをする
しかも、OBが清掃関係の会社に就職して、合宿で機械の使い方をレクチャーしてくれていたりも。
すごい…!
★他にも
調べてみたところ、ベネッセのサイトに珍しい部活動についての特集があって、上で紹介したキムチ部や掃除部の他にも、聞き慣れない部活っていろいろあるんだなと驚いた。
社会とつながるって…
自分は中高は卓球部、大学はバレー部に所属していたが、こうして比べてみると、本当に「学校内で」「自分のために」活動をしてきたなあ…。
今回の珍しい部活で共通していたのは、自分たちが楽しめることで、学校外への広がりのある活動をしていたこと。
高校生のうちから、自分たちの活動が誰かのためになるとか、社会に影響を与えるとか、その道のプロから学べるとか、そういう経験をするってすごい!
そういうことをしているコミュニティを探して参加するっていう手もあるけれど、今自分がやっている活動だって、社会と繋がろうという視点をもっていたら、何かしらそういう活動が自分たちで考えられるかもしれないしね。
と、クイズ番組きっかけで学んだお話でした。