#277 授業実践記録/光の城(4年図工)・前半
2023.2.19.
昨日は以前働いていた中学校の土曜授業に遊びに行き、不登校支援ルームにいた子たちはどうしているかなあと様子を見てきた。が、1人は朝来てすぐ帰り、もう2人はお休みだった。金曜日は久しぶりに3人揃っていたらしい。
結果、誰にも会えず!!
残念だったので、クアアイナでポテトを食べた。
準備
4年生、今回やってみようと思っていた単元は教科書にある「夢色ランプ」というものだ。
指導書上は重点が【学び】の方になっていたが、【思・判・表】が表れやすい単元なのかなと思い、重点をそちらに。
この単元、キットもたくさん売られている。
でもなんか…光り方だけじゃなくて形も工夫した方が楽しそうな気がする。キットだと形はほぼ同じものになる。でも、個別にペットボトルを用意させて…とか、材料を色々と手配して…だと大変そうだし扱いが難しそうである。
光って楽しくて、光り方も形も工夫できて、準備があまり大変ではないものにできないか…???
という中で出会ったのが「光の城」である。
こちらのサイトを参考にして、材料を発注した。
こんな感じ。カラーセロハンは折り紙程度の大きさのものが7枚セットだったので、ちょっと多すぎたかもしれない。少なくて安いセットがあったらそっちの方がよかったかも。
ちなみに後で書くが、ライトも7色でなく普通に白色でよかったかも!
こちらで用意したのはカッター&カッターマット。カッターマットは、絵の具ベタベタ、粘土ベタベタという地獄絵図状態だったので、前日に夜鍋して洗う…。。。
試作
教科書にない単元だけど、実際に作ったらどんな感じかなあと、試作をしてみることに。実験台は、姪1(小3)である。
急に「これやってみて!」と動画を見せて、壁側の上の部分を切るのと、時間が許す限りカッターで窓を開けてもらった。
最初の授業
黒板には「城を作ろう」とだけ書いておき、最初はパワポで。みんなはどんな城をイメージする?
なんか、この段階でもう少し形と雰囲気の関連性に注目させればよかったのかもしれない。
で、今回作るのは「光の城」だよ、ということで、図工人さんの作り方動画をそのまんま見せた。(図工人ってなんだよ〜って、みんな言う)
その後、アイデアスケッチ。
この時点で数名、日本風の城にしたいと書いている子がいた。プラダンで作る城の構造上かなり工夫しないとできないと思うのだが、その子達は後で苦しみ方向性を変えることになる。。。
この段階でどこまで膨らませるかって難しい判断な気がする。
最初にイメージしたものを作り上げるもいいと思うし、作業していて「あ、この形面白い」などと偶然生み出された形から作り上げていくのもいいよなあと思う。
なので、あまり思いついていない子がいてもそこまで時間取らずに進めた。
壁用プラダン、カッター、カッターマットを配布。
姪1もそうだったが、カッターの使い方が危なっかしかったりうまく切れない様子だったりする子がいて、途中でレクチャー動画を流したのだが、もうみんな作業に入っていてほとんど見ていなかった。(でも説明で時間も取られていたし、みんなで見なくてよかったと思う。)
最初はみんなはさみやカッターで切るだけだが、速い子が貼るための接着剤が必要になったり土台のプラダンで立体にしたくなったりするタイミングで接着剤を出した。
そこで誤算。
まさか新品の接着剤を思いっきり押して使おうとする人がいるなんて!!!
大爆発させてた。こういうところまで指導しないといけないの?なんで目一杯入ってるものを猛プッシュするのさ!
というハプニングがありつつも、なんとか第1回が終了。
立体にした子は棚に(端材は中に入れる)、平面の子は乾燥棚に(端材は乗せておく)入れさせた。
まだプラダンだけの装飾だけど、顔っぽいものがあったりして結構個性が出ていて面白い。次回はみんなの工夫の紹介からスタートしようかな?
ということで、続く!!!