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#310 下手くそ旅行 in 韓国②

2023.4.8.
寝過ぎた土曜日。



ここからは、4月6日の午後書いていた下書きより↓


韓国・金浦空港の出発ロビーのカフェで充電をしながらこれを打っている今。私は猛烈に反省している。

なぜかというと…お土産を全く買えていないからだ。

荷物を機内持ち込みにせず預けるか。出発ロビーにどのくらいお店があるのか。手荷物検査はどのくらい混んでいるのか。時間は間に合うか…。
悩んだ挙句、全てを自分で機内持ち込みすることにして、出発ロビーにもいろいろお土産が売っていると信じてゲートをくぐる。
結果、出発ロビーには何もない!!!笑

辛うじてここのロビーで買ったのは、優子(母)から頼まれていたトッポギだけである。なんかめちゃくちゃ高かった。

最初から最後までイケてなかった韓国旅行。今日は昨日の続きである。



旅には2〜3つくらいの目的をもって行くのがよいと以前どこかで有名人が言っていた。予定がぎっしりすぎるのもよくないし、かと言って無計画もよろしくない。2〜3目的があれば、次の動きを決めたり達成感を得たりするのにちょうどいいのかもしれない。

ということで、
★韓国の雰囲気や文化を知る
★韓国っぽいものを食べる
★可愛い雑貨やアートに触れる
こんなことができたらいいなあと淡く考えてスタート!


下手くそ②/なかなか空港から出られない

飛行機に乗ったとき、添乗員さんから聞かれた。
Do you have a Q-code?
なんだ、キューコードとは。QRコードのことか?iPhoneでもちろん読み取れる。
Yes!
元気に答えておいた。

そうしたら、私には入国審査用の紙だけだったが、他の人にはもう1枚黄色い紙を配っていることに気付いた。離陸する前に急いでスマホでキューコードについて検索。

「韓国入国時に使われている健康状態を表すアプリ」のようなものだと判明。
持ってないわ!!!

添乗員さんに間違えたと伝えて、黄色い紙をもらった。ふう、危ない。

着陸してからちょっとフラフラしていたら、入国ゲートが人だかりで、45分くらい並んだ。荷物全部手持ちだったから重い…こんなに待つなら預けてもよかったかもしれない。




韓国に着いたら、空港でゲットしたいと思っていたものは2つ。「現地のお金」「SIMカード」である。

長い待ち時間でフラフラしながら、ロビーに出る直前で見かけた両替ブース。1万円分を両替。(今思うとレートが良くないところ。)とりあえずクリア!

SIMカードはどうすれば…?空港Wi-Fiの力を使ってググる、ググる。

情報発見!KTなんちゃらというデスクでSIMカードを買うことができるらしい。ああ…さっき話しかける勇気がなくて素通りしたデスクだ。

えー、I need three-days sim card.

ktってkorea telecomなのね!



とりあえず空港の敷地を出る。通路に置いてあったベンチでSIMカードの入れ替えをする。

この時点で13時半。12時過ぎには着陸していたはずなのに、一体何をしていたんだろうか。お腹減ってきたなあ…15時チェックインの前にどこかで何か食べたい。

空港の横に、ロッテマートという商業施設があった。館内のイメージは、私に言わせれもらえばららぽーとである。
入り口近くにある雑貨屋さんに気を取られつつ…

いやいや、もう荷物も重いし雑貨とか見ている場合では無いのだ。

結局、飲食店が集まっているスペースがあって(フードコートとはちょっと違うんだなあ…)、そこで韓国初の食事をとった。並びにはエスニックの店や洋食の店があったが、いやここはできるだけ韓国っぽいものを!

トッポギ的なやつと揚げ餃子っぽいやつ



さて!空港地域を脱出だ!!!
調べたところ、韓国は地下鉄が発達しているので移動は地下鉄をメインにすることにした。1回券というものとSuica的なカードでT-moneyというものがあるようで、私は3日間で何度も使うと思うのでT-moneyを探してみる。改札付近のブースには「T-moneyは売り切れ。でも50m先のコンビニで売ってるよ」という手書きのお知らせが。そうか、コンビニか。で、入ったセブンイレブンでT-moneyっていうものが欲しいんだ!と訴えると、怪しげなプリペイドカードみたいなものを指差される。

T-moneyのマーク小さすぎるでしょ

訝しがりながらも買えた。5000ウォン。で、これを改札にかざしたら…



ピンポーン

止められた。



チャージね!!!

ようやく地下鉄に乗る。地下鉄の雰囲気は日本にかなり似ていて、車両は日本より幅が広い感じ。

移動をしていて強く感じたのが、ハングル文字全然読めない!ということ。持っているソウルのガイドブックには漢字とカタカナのふりがなが主に書いてあるのだが、街中の表記はハングル文字中心である。駅名は、ハングル・英語表記だけのものと自分が記憶していた漢字バージョンと照らし合わせてどの駅なのか確認しなければならず、乗り換えでは毎回どっちのホームに行けばいいのか迷う、迷う。

なんなんだろう、ハングル文字って。どういう仕組みなんだろう。暗号みたいだ。ひらがなみたいに50種類とかあるのかな…でもなんか組み合わせているようにも見えるな。どの駅名も2文字とかで表せてるし。

電車の中で、ハングル文字のキーボードを打っている人を見た。やっぱり部品の組み合わせだ!

日本語が分からない人から見た日本の街中も、きっとこんな感じだろうなあ。




なんとかして、ホテルのある舎堂(サダン)駅にたどり着く。2路線が通っている駅で、駅直結の商業ビルもあったり、近くには飲食店街があったりとかなり栄えた駅だった。私の感覚では立ち位置五反田。

まあまあキレイでオシャレでなホテルに到着。

なんか…オシャレだけど怪しげ
左がシャワーで右がトイレ。同時に2つは閉められない!笑



下手くそ③/行く先が決まってない

結局飛行機内での行き先計画に失敗した私。とりあえず明洞(ミョンドン)に行ってみることに。同期に勧められた飲食店、明洞餃子に行ってみよう。

海外に1人で行って困ることナンバーワンはいつも、食事である。飲食店で発生する英語のコミュニケーションにドキドキしすぎて、結局チェーン店やコンビニに逃げやすい私。笑。


また苦戦しながらも地下鉄を乗り継ぎ、明洞に到着。駅を出たら…パラパラと雨が降り出した。海外の人(ヨーロッパ)は傘をあまりささないというが、韓国の人は日本と同じかそれ以上に早く傘をさし始める。

明洞の街は、超繁華街。化粧品、靴、アクセサリー、飲食店などが立ち並ぶ。若者いっぱい。立ち位置渋谷のセンター街。

少し歩いていたら、屋台がいっぱい並ぶ通りに出た。ワッフル、フルーツ、ベビーカステラのような甘いもの、チキン、ポテト、チヂミのようなしょっぱいもの、雑貨などなど多種多様。みんな降り出した雨を見て店を閉じたりビニールを広げたり。ここは立ち位置原宿。

アメリカンドックみたいなのを買ってみた。中はチーズ。

ぐるっと街を回ってから、意を決して明洞餃子のお店に入る。入り口の人に3階に行けと言われ、3階の入り口前には階段に続く行列があった。1人だと言うと、なんか前の人たちよりも先に通され、4人がけのテーブルに知らない人と相席になった。

カルグクスというやつ

ガイドブックにも出ていたカルグクスを注文。というか、もらったメニューには3種類くらいしか選ぶものがない。

pay now , pay firstと言われ、ああ、先に支払いね…と。会計をしたらなんか1〜2分で料理到着。早!

美味しかった。付け合わせのキムチがめちゃくちゃ辛くて、スープで辛さを和らげながら食べたが、完食できず。そしてスープはすごくニンニクが効いている。キムチ辛い、私ニンニク臭い…と、教えてくれた同期にLINEすると「辛いのとニンニクが無理ならもはや韓国は無理でしょ笑」と返事が来た。そうね。


舎堂駅に戻り、商業ビルの地下に本屋があるのを発見。どこの本屋もなのか、ここの特色なのかは分からないが…学習参考書がすごく豊富!未就学児向けのものもたくさんあったし、中学高校、大人向けのものも。日本もこんな感じだっけ…?

ハングルでも算数はなんとなく分かる



結局、ホテル近くのコンビニでポテチとお酒を買ってみる。並んでいる商品を見ながら、韓国っぽいもの…チャミスル?ってなんだっけ?とググる私。韓国の焼酎みたいなもののようだ。グレープフルーツ味にしてみた。

お風呂に入り、寝る準備万端にして晩酌。普段は晩酌なんてしない人なのだが、まあ、旅行だからね。パッケージのどこにも、アルコール度数が書いていない。またもや検索。…12度か。酔っ払いそう。。。

案の定、1人で酔っ払って眠りにつく、韓国1日目であった。

ちなみにこの日が一番充実していた気がするので、この先も面白いことは何も起きないことをご承知おきいただきたい。

寝る前に気付いて私!あなたは明日の予定をまだ何も決めていない!!!




#教員エッセイではない
#韓国旅行
#海外旅行は計画的に

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