#506 コロナ禍の学校生活① 子供たちが来ないときの先生は
2024.1.8.
去年の5月にマスク無し生活が解禁されてから、学校生活はほぼほぼコロナ禍前に戻った。勤務校で、マスク無しで行こう!という流れが強かったからかもしれない。もはや、コロナ禍のことを忘れつつある。順応性、あっぱれ。
どこかで残しておきたいと思っていたコロナ禍での学校生活、このままでは完全に忘れてしまいそうなので、残しておこうと思う。
今となってはいろんなことがネタ!
でも、その頃は本当に未知なるウイルスに翻弄されていたと思うし、これからどうなるんだろうという不安でいっぱいだった。
★在宅勤務
3月頭に安倍首相によって全国一斉休校が決まると、不要不急の外出は控えるようにとのことで、在宅勤務になりにくい職業の上位だと思われる教員も、在宅勤務に。
いや、在宅勤務は4月からだったかな?とりあえずこの年の年度末作業はかなり余裕があって、次年度の提案系はどうなるか分からなかったものの、要録とか教育計画とか教室の荷物まとめとかはゆったり進められた。毎年こうならいいのに。
で、私も在宅勤務を経験したのだが、自分の場合、めちゃくちゃ効率が落ちる!
在宅勤務のメリットとして「勤務時間の削減」とか「ノーメイクでいい」とか「きちんとした服装をしなくていい」とかがよく挙げられるが、自分には本当に向いてなかった!
勤務時間はいらないとしても、メイクしてちゃんと着替えないと仕事モードにならん。
この期間のおかげで、いろんな仕事で在宅勤務という選択肢が出てきたわけだが、自分でやってみた経験から、在宅勤務できちんと仕事を進められる人のことを尊敬する。自律できている人だわ。
普段あまり自炊をしなかった私も、この頃はできる限り作ろうという意識が高かった。給食の偉大さも実感したなあ…。
★自転車出勤
休校期間中、公共交通機関を使わなければ出勤しても良く、在宅勤務の先生がほとんどだったけれど、学校の近くに住む人は出勤している人もいた。出勤したらそれぞれの教室で過ごせば、ソーシャルディスタンス。
私は先に書いたように、在宅勤務が本当に向いていないと思ったので、電車&バスで30分弱だったところを、自転車で30分強に変えて出勤してみた。(自転車飛ばし過ぎ)
でも、運動する機会も減っている状況だったので、自転車通勤もよかった。
★勉強会しまくる
この頃、学校で何人かで集まって勉強会をしていたし、オンラインでの研修も盛況だった。授業がない分業務量が減るので、この機会にいろいろ学ぼう…という、なんと真面目な私たち。
今思うと、それも大事だし、同じくらい潔くしっかり休んでおくことも大事だった。(休校明けから怒涛の日々)
★レアアイテムゲット
休校期間中に、こんなものも配られたよね!
アベノマスク!!!
これもらった時、「いつか社会科で使えるから、絶対取っておこう」と思うのは、本当に職業病。笑
★インターホン越しの家庭訪問
新年度になり、新しい学年を担当することに。始業式は一瞬会って、すぐ解散。勤務校では毎年4月に家庭訪問をして、挨拶と家の場所チェックをしていたのだが、この年はそれも難しく…。
確か、前年度の算数ドリルを復習用に購入し、お便りと共にポストに配布。そしてインターホンを押して挨拶、という感じだったと思う。
2階のベランダから、「先生〜」と挨拶してくれた子もいた。
★教室整備はどんどん進む
しばらくの間子供たちは学校に来ないので、家庭学習の課題をHPで提示するのみ。普段は始業式までに最低限の教室環境を整え、毎日少しずつ掲示物などを整えていっていたのだが、時間があるのでどんどん進めることに。
お便り系はもちろん、子供たちの作品を入れるクリアフォルダや、書写の作品を貼る台紙も先に掲示完了。一体いつ始まることやら…と不安になりつつ、できることを進めた。
★そして気付く
子供たちが学校に来ないからこそ、自分って人と関わることが好きだったんだなと気付くというね。
こんなことを、学級だよりに書いていた。(絵が…古い)
全く同じことが起きはしないと思うけれど、先が見えない状況ってきっとこの先もいろんな形で起きると思うので、どういう判断をしたかとか、どう感じたかとか、改善するならとか、振り返るのも大事よね。(その頃の管理職なんて本当に本当に大変だったことだろう…。)
なんか、まだまだあるから第2弾も忘れないうちに書きたいな!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?