#444 神戸1泊2日の旅
2023.10.5.
平日休みの私に久しぶりのチャンスが訪れた。特に今週は人と会う予定など入っていない。頑張れば旅行に行けるかも…!
火曜日の夜、それはだんだんと現実味を帯びてきた。行き先の候補は神戸。板橋の美術館で開催されていた、「ボローニャ国際絵本原画展」に今年行きそびれてしまっていたからだ。展覧会は板橋→神戸→金沢と続いていた。神戸は今週末まで。今しかない!
こうして水曜日の朝、「平日だから行けるっしょ!」と、特に新幹線も泊まる場所も確保しないままリュックひとつで家を出た。
一番の目的は絵本原画展だが、あとは行ってみて調べながら神戸観光でもできたらいいなというくらいで。
4月にノープラン韓国旅で大失敗しているのに、全く懲りないのが私である。
展覧会の話はまた別でするとして、今回は1泊2日神戸の旅をこんな風に過ごしたぞーという記録を残そうと思う。
今回は思いの外うまくいったので。笑
先に言っておきます。この記事、長いです!
【1日目】
★新幹線で東京→新神戸
券売機で新幹線のチケットを購入。自由席でも行けるかなあとか、窓側がいいなあとか思いながら券売機を見ていたら…秒単位で席が取られていく!さっきまで多少空いていた窓側がもうない!という状況になり、結局思っていたものより4本くらい後の新幹線の指定席窓側を購入。
というか、ホームも外国人だらけだったが…乗った車両の人9割方が外国人。日本じゃないみたいだった。しかも、別に団体とかではなく、みんな別々の旅行客。
ほとんどの人が京都で降りて行った。インバウンドすごい…!なんか稼ぎ方を変えないとこの先海外どころか国内旅行もいいところは行けなくなるかも。。。
新神戸は都会なイメージだったが、駅を降り立った感じでは緑が多くてびっくり。
★三宮で宿を探す
どうやら神戸の中心は三宮という駅のようだ。ちょこちょこ観光に行くとして、拠点をこの駅にしておくとよさそう。
とにかく今困るのは…荷物が重いことー!泊まるだけの安い宿でいいのですぐに見つけて、荷物置いて出かけたい。
安さ重視だけどカプセルホテルとかドミトリーとか休まらないので、普通に部屋を1人で使えるところを…!と思って見つけたのは、ホテルヴィアマーレ神戸。素泊まり5200円なのに、キレイだしオシャレなビル街にあった。
★北野工房のまち
ホテルに着いたのは17時頃だった。ホテルの部屋の観光マップで作戦を立てる。
三宮周辺で行ってみたいなと思ったところは、北野異人館街、中華街、海周辺…など。明日はちょっと離れた場所にある絵本原画展に絶対行くとして、今日はこの周辺を散策しよう。観光施設は早い時間に閉まってしまうみたいだけど、どこかまだ間に合う場所は…と思って探してみると、「北野工房のまち」というところが18時閉館。行ってみよう。
ループバスという観光用の循環バスに乗ろうとしたのだが…ついさっき行ってしまったばかりのようだった。歩くか!
坂を登ってようやく見つけた工房のまち。閉館まであと15分。笑
ここは、もともと小学校だったところを使っているそうだ。廊下も階段も、歩くとギシギシいうけど…。
雑貨屋さんやお土産屋さんがいろいろあったが、ほとんどのお店がもう閉店ムードだったので、どんなお店があるかぱーっと見て終了。明日時間があったらもう1回来るか。いや、でもここは別にいいかなあ…。
★中華街
ということで、今度こそ循環バスに乗り(最終だった)、中華街の近くへ。循環バスには運転士さんの他にガイドさんがいて、観光ガイドをしてくれる。1周するのもよさそうだった。
神戸と横浜ってやっぱり港町&オシャレで共通点が多いよね。
中華街、人があまりいない!平日だから?時間帯?ちょっと心配になる。
食べたかった角煮まんと焼小籠包をゲット。閉め始めているお店もちらほら。焼小籠包の有名店は完売で閉めてた。
★海の近くを散策
焼小籠包6個が意外にお腹に溜まった…。あとは海側を歩いてカロリー消費して、旅だとよく寝落ちしちゃうけれどちゃんと寝るぞ!ということで、中華街から歩いて海を目指す。
これまたみなとみらいに似た感じの、オシャレなスポットに着いた。
世にもステキなロケーションのスタバを発見し、そこでカフェラテ片手に持ってきていた再校のチェックをして、酔いしれるおバカ。
★キョロキョロ歩く
いい時間になったので、ホテルを目指して歩く。神戸って…本当にオシャレな街だ。銀座と丸の内とヨーロッパを合わせたような…。
【2日目】
★ラウンドポイントカフェで朝ごはん
ホテルで朝食付きにすると1200円かかるらしい。それもいいけれど、朝早くからやってるオシャレなカフェとか探して行ってみたいと思い、前日から検索検索。ラウンドポイントカフェという、7時からやっているカフェに行ってみることにした。7時半にはチェックアウトし、向かう。
混んでるかと心配したけれど、お客さんいないしダンボールとかいろいろ積まれていて、むしろこれは営業してるのか?と不安になった。
結局最後まで誰もお客さんに会わなかったけれど、この後の計画も立てられたし、料理も美味しかったし、ステキなお店だったー!
★西宮市大谷記念美術館
メインイベントのボローニャ国際絵本原画展へ。この美術館は香櫨園という駅にあった。なんか…立地は板橋の美術館と似てたんだよなあ。
近くの保育園の子達が見学に来てて、静かに見ていて偉かった。この展覧会の話はまたいつか。とりあえず言えることは…行って損なし!
★兵庫県立美術館
前日にホテルでいろいろ資料を見ていて、神戸はアートに力を入れていることを知る。六甲山の上でもアートフェスティバルみたいなものをしているらしかったし、元町商店街にはミュージックフェスティバルみたいなフラッグが。
どこかもう一つくらい美術館に行けないだろうか。そこで、県立美術館の「Perfume COSTUME MUSEUM」のチラシを見かけた。確かこれは…ちびこさんの記事で見かけて、行きたいけれど関西かーいと思っていた展覧会じゃないか。
これだ。行ってみよう。
そこまでファンというわけではないけれど…ちなみに私が中高?大学?の頃に唯一似ていると言われた芸能人はPerfumeのあ〜ちゃんである。
岩屋という駅に降り立つと
向こうのほうに怪しいアート見える!
安藤忠雄さんのデザインということも、行きたいと思った理由の一つである。
展覧会もすごく良かった!各衣装のコンセプト、アーティストとしてどういう時期だったのか、新たな挑戦、衣装作りの技術、デザイン画や型紙の展示…。
衣装もパフォーマンスのひとつだし、特にPerfumeにとっては大事な要素だよね。
★北野異人館街を足早に歩く
新幹線の時間まであと1時間!最後のあがきで異人館街へ。
めちゃくちゃ小さい雑貨屋さんもあった。可愛かったしじっくり見たかったけれど、爆速で退散。
本当はこの地域でランチかお茶かしたかったけど…そんな時間はない。涙
バス停近くのお店でバターサンドを1つ買って、速攻食べた。
以上!
思いつきで行ったけれど結構充実した旅になったと思う。ホテルの観光案内がすごく助かったし、国内だからこそ知らない場所でもこのくらいは大丈夫と判断できたからかもしれない。
神戸…キレイでオシャレで、なのに近くに山も海も見えるという、興味津々な街だった。お酒好きと一緒に行くなら、今度は酒蔵巡りもいいなあ。(案内が置いてあった)
長々と3400文字超え。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。