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#651 できるだけヨロコビにハンドルを握ってもらいたい

2024.10.9.
もう1か月も前のことになってしまうが、映画「インサイド・ヘッド2」を観てきた。

ディズニーのサイトはなぜか差し込みできず、TOHOシネマズの作品紹介を↑

映画を観る前はどうしてもネットのレビューを見たり知り合いの評判を聞いたりして、「かなりのハズレ映画」でないことを確認してしまう私。

今回は、
◆姪たちが観に行って面白かったと言っていた
◆voicyで尾石晴さんが「子供よりも大人に刺さる映画」と言っていた
ということで、観に行くことを決めた。
ちなみに、1は観ていない。



結果、どうだったかと言うと…

大号泣で服の前側の首回りが全部濡れていた。笑



えー、ここから、多少ネタバレを含みます。ご注意を。

どんな感情も、きっと宝物になる―ディズニー&ピクサーが贈る、あなたの中に広がる<感情たち>の世界。
少女ライリーを子どもの頃から見守ってきた頭の中の感情・ヨロコビたち。ある日、高校入学という人生の転機を控えたライリーの中に、シンパイ率いる<大人の感情>たちが現れる。
「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」―シンパイたちの暴走により、追放されるヨロコビたち。巻き起こる“感情の嵐”の中で、ライリーは自分らしさを失っていく…。彼女を救うカギは、広大な世界の奥底に眠る“ある記憶”に隠されていた―。

公式HPによるあらすじ

基本の設定は、主人公ライリーの頭の中には様々な「感情たち」がいて、ライリーが喜んでいるときはヨロコビがパイロットのように操縦し、怒っているときはイカリが操縦し、悲しいときはカナシミ…というように、みんなで協力しながらライリーの性格を造っている…とでも言えばいいのだろうか。


★一番の感想は「分かるう…」という共感

成長して思春期を迎えたライリーに、新たな「感情たち」が出現する。それが、シンパイ・ムカムカ・ハズカシ・イイナー・ダリィである。

一緒の高校に進学すると思っていた親友たちは別の学校に行くことを知るライリー。そして、高校生活で良いスタートを切るためには、なんとかアイスホッケーで活躍して仲間を作らなければならない…。

そんな、ちょっと気を張ってしまうような状況の中で、操縦桿を握るのは「シンパイ」だった。
シンパイは、考えうる限りの悪い想像をして、そんなことにならないようにするための対処法を考えていく。

物語の終盤で、シンパイが心配しすぎて大暴走する。もう、シンパイ自身もコントロールができない状態。頭の中がそんなんだったら、実際のライリーなんてもう本当にパニック状態。息がうまく吸えない。「どうしたら、どうしたら…」と真っ白になるシーンが出てくる。

いやもう、分かりみが過ぎる!!!

自分はもうライリーのような思春期はとうに過ぎているが、シンパイが操縦桿を握っていることが多いんだなあと、このシーンを見て自覚する。自分の頭の中を見ているようで痛い。


★面白くないっていう人も結構いるんだ!

何でもだいたいすぐに大号泣してしまう私の涙なんて全然参考にならないので、他の人はこの映画をどう見たんだろうと、レビューを検索してみた。

すると、結構イマイチだったという感想もあることに気付く。そりゃそうだ、みんな感じ方はそれぞれ。それを読んでちょっと冷静になった自分。

Naota_tさんは、そもそも感情がコントロールしているという設定がちょっと…と書かれていて、なるほど!と。映画館でなくてもいいかなという評価も、言われてみると確かに…となってしまった。(すぐ意見に流される)


★総合的に考えて

大号泣、共感、でも設定は…などなど、総合的に考えて、結局はいいお話だったと思う。映画館で観るなら友達と見て、その後いろんな意見を交わしたい。一人でなら…家でいいのかもしれない。

付け足しで、前回からのキャラクターなのか(私にとってはどのキャラクターも初めましてなのだが)、ライリーが昔好きだったキャラクターが出てくるシーンはシュールすぎて笑った!ポケットも良かったけれど、特にあの…転がるやつね!あれも観るなら誰かと笑いたいな。

ということで、
「インサイドヘッド2」は、映画館でも家でもいいので、ぜひ家族や友達と一緒に見てください!


そして、もしも自分の行動を、「感情たち」がコントロールしているのならば…やっぱり私は、

できるだけヨロコビにハンドルを握っていて欲しいな。

と、思ったのだった。
だって、できるだけ笑顔で明るい自分でありたいから。みんなそうか?

以上!映画感想でした!



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#洋服に染みができていた


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