#606 カレーと絵本、再び 〜ボローニャ国際絵本原画展〜
2024.7.15.
3連休が終わってしまう。休みが土日の2日間だと思うと慌てていろいろやろうとするのに、3日間あると思ってしまうとダラダラ過ごしてしまうこの現象は何だろう。結果的にダラけていた…ではなく、積極的休養ならまだいいとして。
そしてこれもあるあるだが、連休最終日に「何かしないともったいない!」とか思ってどこかに繰り出すっていうね。
本日もスタートは出遅れつつ、苦し紛れに美術館を検索。昨日のちきりんさんのvoicyは東京都美術館のデ・キリコ展についてだった。行ってみるか…他に何かないか…。
そんなことをしているうちに目に入ってきたのが「ボローニャ国際絵本原画展」。わお、君がいたか!!!
えー、なんとこれで4年連続4回目。
2021板橋→2022板橋→2023西宮(板橋に間に合わず)→2024板橋、というわけである。
今年は早めに気付けてよかった!
そしてさらに、私は2年前のことを思い出したのだ。
あの、板橋区美術館に行くときくらいにしか立ち寄ることがなさそうなカレー屋さん、今日やってないかしら?
検索してみると、いつもなら定休の月曜日も祝日は営業しているっぽい。もうお昼だが、ここから電車で1時間強…。
行けるな。
久しぶりに思い立ったが吉日女っぷりを発揮し、一路、西高島平を目指す。
そうこうして降り立った西高島平は、やっぱり何もない駅だった(失礼)。そしてあの閑静な住宅街の中にある、カレー屋さんに到着。
…って、よく見たらまた行列!!!
2年前は死ぬほど暑い日だったけれど、今日はくもり。暑さも耐えられるレベル。日焼けだけは避けられなさそうなので、並びながら日焼け止めを塗り込んだ。うーん、もう遅いか?
13時半過ぎに店に着いたのだが、カレーに会えたのが15時。あれ、結局1時間半も並んでたのか。
2年越しにありつけたこのカレー!下の方の左右に野菜カレー。左が甘い感じで、右が酸っぱい感じ。右上の方にキーマカレー。私はキーマカレーが一番好きだった。
上に乗っているのはローストチキン、むらさきタマネギ、ピーマン、トマト、長芋、マッシュポテト、パクチー、レモン。ご飯は少なめで。そしてこれにミルクスープと食後に小さなシャーベットが付いて、1580円。
いや、美味しすぎるけど、胃が爆発するわ!
思った以上に時間がかかってしまった。15時半、板橋区立美術館へ。
受付に並んでいる人はゼロ。展示室内には、やっぱり子どもも結構多そう。
で、受付にある表示見てびっくり。
「今回のボローニャ展では、試行的に展示室内での撮影を可能にしております。」
えええ!撮影OKなの?
「撮影していいんですか?前はダメでしたよね?」
つい常連気取りで受付の人に聞いてしまった。撮影可って書いてあるじゃんね。
まあ、基本は自分の目で見て心に残せばそれでいいと思うのだが、撮影OKならnoteで雰囲気が伝えられるじゃん!と思った私は立派なnoterだ。
ということで、結構展示数は多いのだが、私の超好みでいくつかご紹介を。
今回も変わらず、作者、国名、題名、絵の手法などが表示されていた。色鉛筆、ガッシュ、アクリル、コラージュ、油彩、デジタルメディア。聞いてもどうやって描いているのかいまいち分からないけれど、絵本を作る人って本当にすごいなあ。
この展示、見ていると自分の中に色が染みてくるというか…何て言えばいいんだろう、自分の中がカラフルに彩られる感じがしてくる。今回も、最近枯れ果てていたカラフルさを充電!
ミュージアムショップでは買うか買うまいか悩んだが、姪っ子たち用に絵本を1冊と、自分用にマステをひとつ。
今年もまた楽しませてくれた、ボローニャ国際絵本原画展に感謝。8月中旬までは板橋区美術館で、その後は西宮を回るらしい。
まだしばらくは東京で楽しめるようなので、絵本に興味あるという東京の方、ぜひカレーと共にお楽しみいただきたい。
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