日常の誕生日
大人になると、誕生日を過ごすのが苦手になりました。
年に一度、この日はいい日でなくちゃいけないと思ってしまう。
期待度が高いせいで、いやなことなく終われるかなと、妙な焦りを感じてしまいます。
つい1時間前に、誕生日が終わりました。
今年は比較的、穏やかに過ごせた気がします。
一瞬、どこか出かけようかと思ってけれど、娘がいては自分中心に計画を立てられるはずもなく。
結局は娘が楽しいところで遊ばせる、いつもの感じになるよなぁと足踏みしました。
より良い日にするには? と、考えた結果、ずっとやりたかった衣類の整理をしました。
10着以上捨てて、スッキリ。
あとはいつもの家事を、いつも以上にしっかりやりました。
私、ほんとうに家事が嫌いなんですが、最近ちょっとだけ考え方を変えてみました。
家事を完遂することが目標だったけど、その一歩先の「きれいな部屋にすること」を目標にしてみよう。
そうしたら、目標=利益のあることになって、途中の苦労が報われる気がしたんです。
今年の誕生日はどこに行くでもなく、「過ごしやすい生活」のために行動できました。
これってちょっと大人な感じしない? と、一人で得意げになっていました。
夕方になって、夫から連絡。
「早めに帰れそうだから、外食しよう」
ってことで、晩ごはんは回転ずしへ行きました〜。おいしかったし、娘も楽しそうで満足でした。
歳を取っても、理想の自分にはまだまだ遠い。
今年は、自分を変えたいって気持ちで、どれだけ行動できるかな。
来年の誕生日には、理想に少しでも近づいているかな。
なにもわからなかった10代より、死にものぐるいだった20代より、ちょっとずつ理想を現実に変えていける30代にしていきたいな。