壱劇屋『Pickaroon!』
劇団壱劇屋『Pickaroon!』
作・演出・殺陣:竹村晋太朗
@ABCホール
2019/7/5-7
@シアターグリーンBIG TREE THEATER
2019/7/26-29
7/29夜、大千秋楽を見た!
いやこれで3000円はおかしくない!????もっと取りなさいよ?????人件費ほど高いものはないでしょ!!!!!!!????
が1番最初に出てきた感想でした。すごい。殺陣、演出が鮮やかで、息をつく間も無く、ニヤリとさせられまくって目が熱くなるような熱いドラマも愛せるキャラクターも沢山。繰り返すけど、3000円で見ていいものじゃなかった。役者さんのパフォーマンスも美術も衣装も音響照明も、なにもかもに手がかかってて。これだけのものを劇団で成立させるのってきっと至難の業。ましてや2都市ツアー。
劇団の底力、人間の力の凄さ、、、震えた。
赤ん坊にあたふたする七賊がかわいい序盤もすきだったし、殺陣に次ぐ殺陣なクライマックスにかけての畳み掛けは本当に凄まじかった、、、紙研が「いつか太陽をぶっ壊しに行くんだ」と自分のために磨いていた紙の術を、御姫を助けるため使うのなんかたまんなかったし、伊武がかいたものを具現化できる筆を使おうとしてやめて体張るのも、由良が自爆してまで佐久間を止めようとするのも、全部全部切なくて。
そして七賊たちの献身でつなぎとめられた御姫の未来が本当に素敵で....ラストに鷲掴みされちまったよね...
思い出が書き綴られた七賊みんなの日記があるから、御姫は前に進める。この先どんんな困難があってもきっと、その胸に抱いた思い出がある限りは彼女はどこまでも行けるような気すらして。そうすると、そんな力を彼女に与えた七賊たちとの日々の幸せがあまりにもキラキラといっそう、尊く輝いて見える気がして。
あえて描ききらず余白があるラスト、好きだなあ。幸せな未来を願いたい。
素敵な公演だった。