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「私は可愛い」「俺、カッコイイ」という勘違い

俳優、女優
モデル、タレント
アーティスト
『芸能界』という場所に憧れて、
自分からその世界を目指す人が沢山いる中で
共通して言えることがあります。

それは
「私、可愛い」
「俺、カッコイイ」
本人が思っていることです。

本人がそう思っていることに加えて
「なんでもっと世間は認めてくれないんだ」
という思いも同時に持っています。


正直なところ、
本当に可愛い人、
本当にカッコイイ人は
世間が認めています。

「世間が認めていない」
ということは
いうほど可愛くもカッコ良くもないのです。


芸能界でいう『可愛い』は
ぶっちゃけ、
とんでもなく『可愛い』です。

見惚れてしまう程、可愛いし、
大勢の中にいても
自然と目がいくくらいオーラがあります。

『勘違いをしている可愛い人』は、
例えば、
「クラスで3番目くらいに可愛い人」という感じでしょうか。

もっと視野を広げてみましょう。

クラスで3番目
→ 学年で10番目
 → 学校で20番目
  → 地域で100番目
   → 県内で1000番目
    → 全国で
となり、
全国レベルで『可愛い』で戦える人は
一握り中の一握り
です。


しかし、
視野が狭い、、
というよりも世間が見えていないのが原因なのですが、
「自分はクラスで3番目に可愛い」
を勲章のように振りかざし続けて、
しがみついているのです。


『可愛い、では勝負ができない』
ということを、誰かが伝えなければなりません。


これも
プロダクションの仕事、
マネージャーの仕事でもあるのです。


「貴方、自分で可愛いと思っていらっしゃると思いますが、
芸能界では戦えないレベルなのですよ」

と、
女優・モデルを目指す人に
傷つけないように伝えなければならないのは、
本当にしんどい業務でした。


⇒ 小説『地図を探して』:目次はこちら

※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

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